■[終幕]笑顔でさようなら60年の歴史に終止符
3月15日、由布院幼稚園のスクールバスが60年の歴史に幕を下ろしました。園児から運転手さんへ手紙や花束などを手渡し、感謝の気持ちを伝えました。当日は由布院幼稚園の1回生だった園児のおじいちゃんをはじめ、訪れた卒園生が、昔話に花を咲かせ、別れを惜しみました。園児と保護者を乗せたバスは、特別に園庭を回り、いつものコースへ出発。バスの中は、笑い声が響き合い、思い出に残る1日となりました。
■[受賞]大野梨園が全国表彰受賞!
3月21日、大野梨園の大野邦雄・友佳夫妻が本庁舎を訪れ、全国優良経営体表彰を受賞したことを相馬市長に報告しました。大野梨園は販売革新部門にノミネートし、見事全国担い手育成総合支援協議会会長賞を受賞しました。顧客情報のデジタル管理、SNSの活用などが評価され今回の受賞に至りました。今も新商品の販売やより良い情報発信方法を模索しているそうです。大野邦雄さんは「青年部のみんなで協力して盛り上げていきたい。そして、多くの人に庄内梨の魅力を伝えたい」と話しました。
■[贈呈]由布高校の生徒から能登半島へ寄附
3月21日、由布高校の生徒会の檜垣麻衣会長らが本庁舎を訪れ、能登半島地震の災害義援金を由布市に贈呈しました。生徒会役員と野球部10人が主となり、募金活動を行いました。朝、昇降口に立って呼びかけを行ったほか、由布院駅で韓国語と中国語の看板を持って、観光客などへの声掛けを行い、多くの協力を仰ぎました。今回の寄附金は、日本赤十字社を通じて被災地での支援に役立てることにしています。生徒らは「年の近い子どもの環境整備などに使ってもらいたい」と話しました。
■[福祉]食の分野で地域に貢献
3月27日、湯布院町の特別養護老人ホーム白心荘で毎年恒例の料理慰問が行われました。湯布院町の各旅館などで働いている調理師の方たちが社会福祉への貢献として10年以上前から行っているものです。この日は100個の弁当が施設に入所している方たちに向けて作られ、色鮮やかな見た目の『お花見弁当』が施設の方を通して届けられました。大分県日本調理技能士会の坂会長は「毎年楽しみにしているという声を聞いており、作って良かったと感じている。来年以降もぜひ続けていきたい」と話しました。
■[音楽]桜の森LIVE10周年!
3月30日、庄内公民館で桜の森LIVEが行われ多くの観客で賑わいました。いつもは庄内町の口の原ふれあい広場で行わる本ライブ。今回は10周年の記念として、初めて屋内で開催されました。当日は、シンガーソングライターの樋口了一さんをはじめ、村上ゆきさんなど6人のアーティストが会場に華を添えた、約2時間30分の感動のライブでした。桜の森LIVE実行委員会の本田代表は「10年の節目を迎えることができた。今後も開催していきたい」と話しました。
■[新調]辻馬車が新車両に!
4月1日、由布院駅で辻馬車の新車両のお披露目式がありました。シートが改善されたほか、揺れが減り今まで以上に乗り心地がよくなりました。当日は安全祈願、テープカットをし、地元の児童クラブの児童を乗せ、駅周辺を少し周遊。短い時間ですが多くの笑顔が見受けられました。由布院温泉観光協会の太田慎太郎会長は「辻馬車の高さから見ると見慣れた街並みでも、違うものに見えるはず。地元の人もぜひ新車両に乗ってみてほしい」と話しました。
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