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自治体の皆さまへ

ふるさと納税 令和4年度報告

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大分県竹田市

■個人版ふるさと納税
“応援したい自治体”を選んで寄附をすることで、寄附金額に応じて住民税または所得税での控除適用が可能です。また、寄附のお礼として、寄附者が選択したお礼品(地場産品)を自治体から送ることできる制度です。

全国から寄せられた寄附金は、返礼品の調達や配送料などの経費を差し引いて50%以上を基金に充当しており、令和4年度は過去最高の約2億9千万円を31事業に活用しました。その事業の一部をご紹介します。

◆畜産後継者支援対策事業
畜産業における後継者を確保し畜産経営と生産規模の拡大を図るため、畜舎や堆肥舎の建設及び附帯設備やICT機器の導入に対し補助を行いました。

◆がん検診事業
がんは生涯のうち2人に1人はかかると言われています。がんは発見が早ければ早いほど治る確率が高まりますが、特に自覚症状のないがんの早期発見には、がん検診がかかせません。
令和4年度は、「胃がん1028件」「肺がん2625件」「大腸がん2359件」など合わせて9749件の検診を実施しました。

◆学校図書システム整備事業
小学校・中学校において、生徒に支給しているタブレット端末を使って学校図書館の本を検索できるシステム「ぽけっと図書館」の整備事業の一部に寄附金を活用しました。

その他、「自治会集会所施設整備事業」、「予防接種事業」、「市道維持管理事業」、「図書館運営費」、「総合運動公園運営管理事業」など、さまざまな分野でふるさと納税の寄附金が役立っています。
今後もいただいた寄附金は大切に活用し、ひとが輝き、未来へつなぐ、いのち溢れるまちを目指します。

◇令和4年度の実績額
昨年度、本市へ寄せられた全国からの寄附は、1万8千件以上、金額にして約4億3千5百万円でした。
近年、寄附の募集に注力する自治体が増え、その中で竹田市を寄附先として選んでもらうためには、PRや情報発信をより多く行う必要があります。
今年度は過去最高の令和3年度以上に寄附をいただけるよう、取り組みをさらに強化していきます。

◇今後の取り組み強化について
本市には、農産物をはじめ多くの魅力的な商品・観光資源があります。
これらの特産品を全国に発信するためにも、返礼品の開発・拡充に今まで以上に力を入れていきます。
また、本市の返礼品や取り組みがより多くの人の目に留まるよう、寄附の窓口となるポータルサイトも増やしていきます。

▽寄附者からのメッセージ紹介
・以前訪れた岡城跡の石垣に圧倒されました。わずかばかりですが、保全のためにお役立ていただければと思います。
・昨年、ツーリングでバッグを落としたのですが、竹田市の方が警察に届けてくださり、助かりました。そのお礼と言ってはなんですが、寄附させていただきます。
・毎年、旬の「かぼす」をお願いしております。今後も美味しい「かぼす」を生産されるよう地域含め応援していきたいと思います。

■企業版ふるさと納税
企業が寄附を通じて地方公共団体の行う地方創生の取り組みを応援した場合に、法人関係税の優遇措置(寄附額の最大9割の税額控除)を受けられる制度です。

◇県内外の10社から8事業に寄附
令和4年度は10社から合計445万円の寄附をいただきました。
このうち、株式会社テクノコンサルタント(大分県大分市)、及び西技工業株式会社(福岡県福岡市)からは2年連続でいただきました。
今年度も引き続き、魅力的な事業を提案し、寄附を通じて本市を応援していただける企業を募集していきます。

▽令和4年度の寄附金納入企業及びその活用

▽令和4年度の寄附金活用実績
・活用事業の一部をご紹介します
市道の広域保全プロジェクト市道の安心安全な通行確保と機能維持のための事業に活用しました。
令和4年度の取り組みとしては、市内全域の除草・清掃作業や市道維持工事のための資材購入、自治会への生コン・セメント等の支給などを行いました。

・稲葉ダム Think and Act Projects
稲葉ダムを通じた教育支援や、ダム周辺の環境整備等を行う事業を令和2年度から実施しています。
令和4年度の取り組みとしては、環境保全のための草刈り機の購入等を行いました。

●個人版・企業版ふるさと納税についてのお問合せ
本市のふるさと納税について知りたい方や事業者の方など、お気軽にお問い合わせください!

問合せ:総合政策課まちづくり推進係
【電話】63-4801

・ふるさと納税特設サイト
・竹田市企業版ふるさと納税ポータルサイト
(本紙二次元コード参照)

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