人権啓発コーナー心の窓

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■子どもをひとりの人として尊重する～子どもの人権～
先進38カ国の子どもの幸福度をランキングにしたユニセフ報告書(2020年9月発表)によると、日本は、「身体的健康」は1位でしたが、「精神的幸福度」では37位でした。
また、令和3年の人口動態統計では、10～14歳、15～19歳ともに死因の第1位は自殺という驚きの結果が出ています。
子どもの人権を研究している弁護士の方が、「子どもを支援する中で学んだことは、非行事実から少年を見るのではなく、少年の理解を通して非行の意味を理解することです。人間がお互いに尊重し合う前提は、お互いを100%わかっていることではなく、一人ひとり違う未知の存在をわかろうとすることです。」と語っていました。
子どもから相談されたときは、大人の都合や自己満足などで一方的に判断せず、一人の人として尊重し、共に考えて、子ども自身が安心して自信を持ち、自由を意識し、自分で決めることができると感じるように支援することが大切ではないでしょうか。

■子どもの人権についての専門相談窓口をご活用ください
・子どもの人権110番(電話相談)
【電話】0120-007-110
※8：30～17：15(土日祝、年末年始除く)
・子どもの人権SOS-eメール
※本紙右のQRコードより

問合せ：人権啓発・部落差別解消推進課
【電話】24-0007