近年、飼い主のいない猫が増加することで、ふん尿による悪臭や繁殖期の鳴き声による騒音など、生活環境に被害をもたらすケースが発生しています。飼い主のいない猫に対しては一人一人にさまざまな思いがありますが、「飼い主のいない猫を減らしたい」ということは共通の思いなのではないでしょうか。飼い主のいない猫を減らすための長期的な取り組みを紹介します。
■飼い主のいない猫を減らす取り組み
▽地域猫活動って?
地域住民の理解・協力を得ながら飼い主のいない猫を増やさないために適正に管理する活動です。
[活動の一例]
・不妊去勢手術をする
・トイレなどの清掃
・餌やりの場所と時間を決め、見守りと清掃を行う(置き餌はやめ、猫が食べ終わったらすぐ片付ける)
▽TNR活動って?
TNR活動は不妊去勢手術をして元の場所に戻すことで猫を増やさないための活動です。
・Trap(トラップ)つかまえる
↓
・Neuter(ニューター)不妊去勢手術をする
↓
・Return(リターン)元の場所に戻す
※トラブルを防ぐためには、事前に地域の理解を得ることが大切です。
▽不妊去勢手術費用の一部を助成します
市では、地域の理解を得ながら市内に生息する飼い主のいない猫に不妊去勢手術を行い、適切な管理に努める取り組みを行う人に1匹につき最大1万円まで手術費用を助成します。
※電話連絡の上、相談・受付け(事前申請)のこと。
※予算額の上限に達した場合や事前申請を行わずに手術を受けた場合などは助成の対象となりません。
申込み:5月1日〜。
申込み・問合せ:保健衛生課
【電話】994-6643【FAX】922-4965
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