高安小中学校区地区防災計画で「住民の命と生活を守る」地域防災を進める高安小中学校区まちづくり協議会。今回は、自主防災委員会の委員長を務める竹本さんの活動を紹介します。
平成29年に、台風による河川の氾濫を経験し、地域の防災組織の必要性を感じ尽力してきた竹本さんは、令和2年から始まった「地区防災計画」の策定に自主防災委員会委員長として奔走されました。毎年春に行う会議では「台風の時期までに河川の点検、特に住居付近だけでなく、土砂災害を防ぐために上流もチェックしてほしい」と熱く語ります。
お住まいの山畑区会では要支援者避難行動当番表を毎年作成し、「わたしの避難計画」を手に要支援者への声かけを行っています。昨年は「第3期わがまち推進計画」策定委員として、防災の視点を計画に盛り込むなど、地域のつながりを大切に取り組まれています。今年度は高安地区防災訓練、親子自主防災訓練に加え消防訓練を行い、地域の安全を支えています。
◆インタビュー
高安小中学校区まちづくり協議会
委員長 竹本さん
▽地域活動はいつごろから始められましたか?
高校生のとき、地域の子どもたちをキャンプなどに連れて行ったことが始まりです。青少年指導員になる前から活動していました。
▽地域防災を進める一番大切なものは何ですか?
住民全員が高い防災の意識を持つことです。避難のサインを見落とさず、常に避難経路が安全か確認することで、万が一の災害に備えることができます。高安では、全体会議のほかに川筋の地域に限定した防災の説明会も行っています。
問合せ:高安出張所
【電話・FAX】941-8013
<この記事についてアンケートにご協力ください。>