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自治体の皆さまへ

【特集】みんなで考えよう 災害へのそなえ(1)

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大阪府大東市

いつ発生するか分からないのが災害です。
もしものとき、生命と財産を守るには、自ら守る「自助」と、お互いに助け合う「共助」が必要不可欠です。
災害が起こったときに自分や家族の命を守れるよう、日頃から防災・減災のことを考えて準備しておくことが大切です。
■大東市に起こりうる地震被害
大東市に大きな被害をもたらすとされている3つの地震
1.南海トラフ巨大地震
海溝型

2.生駒断層帯地震
直下型

3.上町断層帯地震
直下型

いずれも市内全域で震度6弱~6強の揺れが発生すると想定されています。
その中でも、大東市に最も被害が大きいとされるものが、市を南北に横断している生駒断層帯による直下型地震「生駒断層帯地震」で、震度7の揺れ※が発生すると想定されています。
南海トラフ巨大地震同様、ライフラインがほぼ使えなくなり、避難者数も約23,000人と同程度ですが、人的被害や建物被害は、南海トラフ巨大地震を大きく上回ると想定されています。
※平成23年の東日本大震災と同規模
▽生駒断層帯地震の被害想定

■海溝型地震と直下型地震
▼海溝型 大規模な津波の原因に
海洋プレートが陸のプレートに沈み込み、境目でひずんだ陸のプレートを跳ね上げることで発生し、海水も同時に跳ね上げるため大規模な津波の原因になることがあります。

▼直下型 都市部の被害が大きい
陸地上のプレート境界で発生します。地震の発生地点が地表の直下にあり、地震のエネルギーが地表に伝わるため、都市部などの人が多く住むエリアでは特に被害が大きくなります。

■自ら守る自助 支える公助 みんなで助けあう共助
阪神淡路大震災や東日本大震災など、過去に起きた大きな災害の教訓から、行政が行う防災対策である「公助」だけでなく、自らの命は自分で守る「自助」や地域の安全は地域で守る「共助」を高めることが皆さんの生命を守る局面で最も重要と言われています。

▼東日本大震災での助け合い
大船渡市のAさん(60代女性)は、海岸で仕事中に津波を目視し、高台にあった自宅の2階に避難した。しかし、津波によって自宅が100メートル近く流され、倒壊した自宅に閉じ込められた。多くの住民が2時間以上救出活動に参加してくれて、なんとか救出されることができた。
内閣府『平成26年版防災白書』より抜粋


・自治会に加入しておきましょう!
・地域で協力して、救出道具や医薬品、食料などを準備しましょう!
・地域で行う防災訓練などの行事に参加しましょう!

一人ひとりが、「自分の命は自分で守る」、「自分たちの地域は自分たちで守る」という考えを持ち、日頃から災害に備えておくことが防災の基本です。

■刷新しました!防災マップを活用しよう!
・住んでいる場所の災害情報を知る
・避難行動フローで、自分がとるべき避難行動を知る
・マイ・タイムラインを作成して、災害時の避難行動を決める
・日頃の備えを見直す
・ペットとの同行避難を考えておく
※市ではペット用備蓄整備を進めています。

▼洪水ハザードマップをリニューアル!
想定される最大規模降雨情報を用いて36ページ以降の洪水ハザードマップを刷新しました。最大クラスの洪水などから命を守るため、避難行動につなげましょう。

■みんなの力で命を守るための防災アプリができました
5月末に市では避難所情報や避難経路検索などさまざまな災害情報をリアルタイムに確認できるアプリを開発しました。
災害の備えの一つとして必ずインストールしておきましょう。

▼まずはインストールしてみよう
市ホームページからダウンロードまたはGooglePlayストアやAppストアで「大東市防災アプリ」を検索

▼どうやって使うの?
▽災害時に避難所に行きたいときは?
スマートフォンの位置情報をオンにして使ってね
1.避難所をタップ
2.開設済みを確認
3.近くの開設されている避難所を探し、経路案内をタップ
4.現在の場所から避難所
※土砂くずれなどの危険箇所を避けた安全なルートを示してくれます。

▽災害の被災状況を知りたいときは?
1.防災マップをタップ
2.大東市防災システムと連動!被災状況は、リアルタイムで防災アプリに反映され確認できる

▽市公式LINEからもアクセス可
1.市公式LINEを登録
2.防災アプリをタップ

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