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自治体の皆さまへ

私たちのSDGs(37)

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大阪府大阪市北区 クリエイティブ・コモンズ

地球規模の環境問題や社会課題の解決も、まずは一人ひとりの小さな実践の積み重ねから。持続可能な開発目標(SDGs)達成への貢献をめざす大阪・関西万博に向けて、みんなで取り組む「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジから北区での活動をご紹介します。

◆「ステハジ」プロジェクト
◇ペットボトルの削減めざしマイボトルand給水スポット
「ステハジ=使い捨ては恥ずかしい」は、水の総合メーカー、株式会社OSGコーポレーション(天満1)が取り組むプロジェクトです。2020年の創業50周年記念事業として19年にスタート。「SDGsバッジをつけた人がペットボトルを捨てるのを見て、おかしいと感じた若い社員の発言がきっかけでした」とボス部の井上祐貴さん。賛同する280の企業や自治体、団体が共創メンバーに加わりました。
チャレンジの柱は二つ。一つは「ペットボトル削減」です。マイボトルを持ち歩くことで、年に234億本生産されるペットボトルを50億本減らすことをめざします。家庭用機器事業部の中原咲紀さんは「誰でもいつでも、少しの意識と行動で始められるのがいいところです」と話します。
でも外出先でボトルの水がなくなったら――。そこでもう一つの柱は「給水スポットの拡大」です。学校や職場、公共施設、ドラッグストア、飲食店など様々な場所で給水できれば、熱中症対策にもなります。中原さんの営業先の会社は、17営業所全てに導入したそうです。「社員さんの机の上のペットボトルがマイボトルに代わるのを見て、うれしかったですね」
大阪・関西万博まで2年となり、啓発イベントも盛んです。海洋へのプラスチックごみ流入は深刻で、「このままでは2050年には魚の量を超えてしまう」とされる社会課題。イベントでは、並べた水槽の片方にアジ3匹、もう片方に魚と同じ重さのプラごみを入れてもらいます。「こんなに多いの!」との驚きが、ごみを減らす小さな行動へとつながります。

目標14:海の豊かさを守ろう
持続可能な開発のために、海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する

《SDGsチャレンジ》
さあ、みんなでサステナブルはじめよう

・共創チャレンジ・ステハジプロジェクトのページ
※墨字版QRコードは本紙をご覧ください。
・ステハジのInstagram
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