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〔特集〕寝屋川市、『変化』の第二幕スタート!(1)

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大阪府寝屋川市

■広瀬市長所信表明
5月に再任した広瀬市長が、市議会6月定例会にて任期4年間の中で取り組んでいく市政運営に関して所信を表明しました。
今月の特集では、その内容について分かりやすくお伝えします。
所信表明の全文は、市ホームページ(左のQRコード)(本紙参照)を見てください。

今般、市民の皆さんの信託を得て、2期目のかじ取りを担うこととなりました。
これまでの市政に対しては、「良くなってきたと感じる」などの声や、市民の9割が「評価する」といった調査結果もいただいており、多くの市民の皆さんが「よい変化」を実感した結果、信任をいただけたものと受け止めております。
引き続き、市民の皆さんの支持と期待に応えられるよう、決意を新たにし、「評価される市役所」となるために、全身全霊で職責を果たしてまいります。

◇広瀬市政について
評価する:90%
評価しない:10%
令和5年4月23日実施
NHK市長選挙出口調査
(対象者…1,876人)

◇第9代 寝屋川市長
広瀬 慶輔(ひろせ けいすけ)
[Profile]
・昭和45年8月31日生まれ
・寝屋川市立成美小学校
・寝屋川市立第九中学校
・私立上宮高等学校
・明治大学政治経済学部経済学科
・明治大学大学院政治経済学研究科
博士前期課程修了
政治学(行政学)修士号取得
・令和元年から寝屋川市長(現在2期目)

◇市長の給料に「市民評価連動型給料」を導入します
市長の仕事は「4年間のプロ契約」のようなものであり、その成果に責任を持つために市長と経営陣(特別職)の給料に「市民評価連動型給料」を導入します。
4年毎に実施予定の「(仮称)市民意識調査」において、市政運営の評価項目を指標として「評価しない(否定的評価)」が「評価する(肯定的評価)」を上回った場合に「経営上のペナルティー」として、定められた給料から減額するものです。

■「2軸化構想」の推進と年齢構成のリバランス
本市では昭和35年から昭和50年にかけて、当時「日本一」と言われた急激な人口増加(5万人程度⇒25万人超え)があり、「年齢構成のバランスの崩れ」に伴って特有の課題が生じています。

◇本市特有の課題
・当時、集中的に流入した20歳代・30歳代の高齢化(社会保障費の更なる増大)
・当時、建設した公共施設の一斉更新(今後30年間で2千億円を超える費用が必要となる見込み)

京阪軸:人口増加時に若い世代が集中的に流入。広い範囲で住宅開発が行われてきた。
学研都市軸:高いポテンシャルを持ち、開発余地がある。子育て世代を集中的に誘引するエリア。
(※本紙に地図が掲載されています。)

寝屋川市内にある2つの沿線軸(京阪軸・学研都市軸)について、時期を変えて開発・リニューアルを行い、年齢構成の異なる2軸が交互に年齢構成のリバランスを図ることで、持続的に成長し続けるまちを実現することが「2軸化構想」の要諦です。

■まちのリノベーションのプロデュース
市内の鉄道駅エリアごとに、その地域の特性や長所を生かしたまちづくりを展開し、それぞれの魅力を高めるための取り組みを進めてきました。今後も各エリアの「コンセプト」を明確にし、それぞれの強みやポテンシャルを最大化できるよう、まちをプロデュースしていきます。

◇既に再開発済
香里園駅:駅周辺にはタワーマンションなどが建ち並び、既に「子育て世代から選ばれるまち」に。

◇この4年間で大きく『変化』
寝屋川市駅:市の中心部にある「行政の首都」として市民サービスを集約化。駅前の魅力と活力の向上につながる「ターミナル化構想」の成果の兆しが出ている。
寝屋川公園駅:広大で優良な寝屋川公園に加えて、「新しい時代の学生生活」を提供する施設一体型小中一貫校を整備。全国的な人口減少の時代において、このエリアは人口増となっている。

◇今後のミッション
萱島駅:「かやしまリノベーションプロジェクト」として、道路や駅前広場の整備、商店街の活性化、密集住宅地の解消などの各事業を総合的かつ計画的に推進。

■今後の市政運営の基本方針
未来のために必要な「投資」を戦略的に進め、“持続可能な競争優位”を築き、着実に取り組みを推進することで『変化』を確実なものとして、「選ばれるまち」の実現を図る。

SNSの浸透やコロナ禍を経る中で、自治体の評価は「絶対評価」から「相対評価」の時代へと大きく転換しています。この「競争の時代」の中で、本市が「選ばれるまち」となるためには寝屋川市「ならでは」「だからこそ」の新たな価値を生み出していく必要があります。

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