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自治体の皆さまへ

【環境特集】踏み出せていますか? 環境にやさしい社会への一歩(2)

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大阪府枚方市 ホームページ利用規約等

■昨年11月から本格始動 枚方版フードドライブ
1年間の試行実施を経て、昨年11月から本格的に始まった「枚方版フードドライブ」。特徴は行政だけではなく、市内の商業団体や福祉団体と力を合わせて食品ロス削減・生活支援に取り組んでいることです。皆さんもお近くの店舗などでぜひご協力ください。1年間の試行実施を経て、昨年11月から本格的に始まった「枚方版フードドライブ」。特徴は行政だけではなく、市内の商業団体や福祉団体と力を合わせて食品ロス削減・生活支援に取り組んでいることです。皆さんもお近くの店舗などでぜひご協力ください。

●[1]拠点回収
協力店舗に食品回収ボックス(中央写真)を設置。市民などからの食品提供を受け付け。
※写真は本紙参照

◇回収条件
・賞味期限が1カ月以上のもの(表示が確認できること)
・常温保存ができるもの
・未開封のもの

◇回収拠点

●[2]検品・仕分け
協力事業者のおおさかパルコープで賞味期限が切れていないか検品し、仕分け。

●[3]リスト化
検品・仕分けしたものをカテゴリに分けて品物の個数や賞味期限など項目を記載したリストを作成。

●[4]配達
食品を必要とする子ども食堂や生活困窮者を支援する社会福祉協議会に配達。

提供した食品が

必要とするところへ

◇アル・プラザ枚方
山㟢克裕さん
どれも生産者や製造事業者がせっかく作ったものなので、きちんと消費したいですね。

◇生活協同組合おおさかパルコープ
松岡賢司さん
食品を必要とする人への支援と食品ロス削減のため、賞味期限が切れる前にぜひ提供を。

◇市穂谷川資源循環センター
松田慎一
食品として誰かの手元に届くものなので、入念にチェックし、保管状態にも気を付けています。

◇藤阪子ども食堂隊
田邉美香さん
フードドライブの仕組みでたくさんの笑顔が生まれています。ご家庭だけでなく、社会全体で食品を無駄にしない考え方が定着してほしいですね。

■ごみ減量意識の高さは府内トップレベル 枚方市民のごみ排出・資源循環の現在地
平成9年に約14万9500トンまで増えたごみの排出量は分別回収など皆さんの協力によって現在では11万468トンまで減少。市民の現在のごみ排出量・資源循環について府内平均と比べてみました。

▽ごみの排出量の推移

市民のごみ排出・資源循環はどれも府内平均を大きく上回っています。府内人口規模上位5市で比較すると下記指標では、すべてトップの水準となっています。

◇1人1日あたりのごみ排出量
枚方市:786グラム(府内で下から5番目)
府内平均:915グラム

◇1人1日あたり地域の集団回収量
枚方市:81グラム(府内で4番目)
府内平均:50グラム

◇資源のリサイクル率
枚方市:19.3%(府内で6番目)
府内平均:13.4%

●ごみを排出する際のお願い リチウムイオン電池は一般ごみに出さないで
ゲーム機・小型掃除機などに使われるリチウムイオン電池は、圧力や強い衝撃を与えると破損、変形し発熱や発火する危険性が高く、ごみの中に混入した場合、火災事故の原因となり非常に危険です。
不要になったリチウムイオン電池などの小型充電式電池(上記マークで確認)は、一般社団法人JBRCの協力店に設置されているリサイクルボックスに出してください。
ごみ収集車両で発生した火災の様子。人命に関わる場合もあるため、排出ルールは必ず守ってください。
※充電式電池リサイクルマークは本紙をご覧ください

●年間で1人300kgも排出するごみを少しずつ減らしませんか?
環境部 ごみ減量推進課長
一木豊
市民1人が排出するごみの量は年間で約300kgにもなります。相当な量ですよね。これを減らすとなると日ごろの行動が非常に重要になりますし、長続きすることもポイントになります。まずは自分の負担にならない範囲を考えて取り組み、少しずつ広げていくことをお勧めします。市では、皆さんが4Rの実践行動に取り組みたい時に活用できるメニューをしっかりと整えています。まだ使えるものや資源となるものを無駄にしないまちづくりを一緒に進めていきましょう。

問合せ:循環型社会推進課
【電話】807・6211【FAX】849・6645

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