災害に備えて 上下水道部の取り組み

3／53

近年多発する地震や風水害への備えとして、上下水道部では、災害による断水時にも皆さまに水を届けられるよう、日頃から訓練を行っています。そのひとつが、応急給水訓練です。本市では、給水車を1台保有しており、令和2年には組立式応急給水タンクを10基購入しました。これにより、緊急時、給水車は各避難所で応急給水タンクに水を充填すれば、次の避難所へ向かうことができ、皆さまにも複数の場所で給水してもらえるようになりました。今後もスムーズな応急給水活動ができるよう取り組みます。

本紙写真：玉手浄水場から給水車で水を運び、組立式応急給水タンクを使用した応急給水訓練を行う様子。

■よくあるご質問にお答えします
Q.給水車は家まで水を運んでくれるの?

給水車は原則、避難所などを巡回するため、皆さまには避難所や応急給水場所へ行って、ポリタンクなどに給水してご自宅まで運んでいただくこととなります。運ぶ重さを考えると、10ℓまでの大きさが便利です。今からできる備えを始めましょう。

■組立式応急給水タンクを使用した給水手順
(1)応急給水タンクを組み立てます。1基に1,000ℓの水をためることができます。
(2)給水車から応急給水タンクに水を充填します。
(3)仮設給水栓を接続すれば、複数の蛇口から同時に水を出すことができます。