文字サイズ
自治体の皆さまへ

【特集】新春座談会(3)

3/53

大阪府柏原市

◇誰もが互いに敬意を持ち多様性を尊重し合うまちへ
司会:最後に今日の感想をお願いします。

宮野さん:話していくうちにいろんなことを学べる会になって楽しかったです。目標の話がありましたが、もう一度、特別全国障害者スポーツ大会に出られればうれしいです。

池田さん:東京パラリンピックでメダルを取った方が柏原市に住んでいるとは全く知らなかったです。メダルを取るってすごいことだなと思いました。

堀越さん:柏原市には東京パラリンピックが終わってから引っ越ししてきて、一生住みたいと思っています。何か盛り上げるお手伝いができればと思っている中で、柏原シティキャンパスマラソンのゲストランナーのお話をいただいて、「これしかないだろう」と。やっぱり「百聞は一見にしかず」だと思っていて。自分の走る姿を見て障害者スポーツを応援する人が増えたらうれしいし、若い世代が自分もパラリンピックに出てみたいと思うきっかけになればうれしいです。

冨宅市長:昨年は、バスケットボール、ラグビーのワールドカップやWBC、阪神タイガースなどスポーツが注目された1年でした。今年はパラリンピックがあって、堀越さんもいらっしゃる中で、柏原市としてはいわゆる「ダイバーシティ(多様性)を大事にしていくまち」をテーマとして考えていければと思います。僕としては、障害をお持ちの方もそうでない方もお互いが敬意を持って生きていけば良いと思っていて、障害の有無に関わらず優しいまちになってほしい。若い頃に市役所で勤めていたこと、ケースワーカーをしていた経験も根っこにはあると思うんですけど。相手に敬意を持ってお互いが笑顔になれるまちというか、いろんな面で住みやすいまちをこれからも目指していきたいなと、決意を新たにしました。

田中議長:障害の種類・程度は人それぞれに違いますが、地域の中でスポーツの分野で活躍している方がたくさんおられて、皆さんの「スポーツが好きだ」という気持ちを実感しました。今日お聞きしたお話は、今後の障害者スポーツ活動の推進の参考にさせていただきます。また、スポーツに限らず、障害者に対する理解促進の取り組みを市議会としても進めていく必要があると思っています。皆さんの活躍を励みに、障害者の社会参加を支えるとともに、市長も言われましたが、多様性を踏まえたスポーツ活動の振興に取り組んでいきたいです。堀越さんには子どもたちに走る姿を見せていただきたいですし、池田さん、宮野さんには今後も期待しています。

冨宅市長:本日は、ご多用のところお集まりいただきありがとうございました。

◆座談会途中、冨宅市長と田中議長はパラリンピック正式種目のひとつである「ボッチャ」を初めて体験。「障害の有無に関わらず子どもから高齢者まで交流できそう」などと話しました。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU