【特集】ヘルメットの着用が努力義務化に(1)

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■ヘルメットの着用が努力義務化に
～守りましょう。自転車の交通ルール～

子どもから大人まで幅広い世代で利用される便利な自転車。誰もが手軽に利用できる一方で、事故も多く発生しています。
快適な自転車生活を楽しむためにも、この機会に交通安全について考えてみませんか。

◆4月からヘルメットの着用が努力義務化に
道路交通法の改正に伴い、これまで13歳未満の子どもが対象となっていた自転車に乗る際のヘルメットの着用の努力義務が、全ての人に拡大されます。
過去5年間に発生した自転車事故のうち、ヘルメット非着用時は着用時と比べ、約2.1倍の致死率となります。
自身の命を守るために、必ずヘルメットを着用しましょう。

◇自転車乗車中の死者の致命傷部位

◇ヘルメット着用状況別致死率

※平成30年〜令和4年の実績、警察庁ホームページより一部引用。

◆自転車保険に加入していますか?
自転車による加害事故で高額な賠償金の請求が相次いでいます。府も「自転車損害賠償責任保険(自転車保険)」の加入を条例で義務付けています。
万が一の事故に備えて、自転車保険には必ず加入しましょう。

◇自転車事故による高額加害事故例
判決認容額：9,521万円
事故の概要：男子小学生(11歳)が夜間、帰宅途中に自転車で走行中、歩道と車道の区別のない道路で歩行中の女性(62歳)と正面衝突。女性は頭の骨を折るなどの傷害を負い、意識が戻らない状態となった。
(神戸地方裁判所、2013年7月4日判決)
※内閣府ホームページより一部引用。

◆交通安全・マナー向上に向けた本市の取り組み
(1)幼児用自転車ヘルメットを無料配布
子どもたちの自転車乗車時の転倒による負傷を防ぐため、ヘルメットを無料で配布しています。
日時：6年3月31日(日)まで
対象：市内在住4年4月1日～5年3月31日に生まれた幼児
持ち物：母子健康手帳や健康保険証など子どもの年齢が分かるもの

(2)交通安全教室を開催
毎年4月下旬～6月中旬に、市内の小学1年生を対象に、各小学校の校庭で信号や標識を用いて、歩行指導を実施しています。
11月には市内の小学3年生を対象に、自転車教室を開催しています。

(3)春の全国交通安全運動を池田駅前てるてる広場で実施
5月11日(木)～20日(土)の全国交通安全運動にあわせ、本市でもイベントを開催します。
◇交通安全大会
日時：5月11日(木)午前10時から
内容：交通安全教育、街頭啓発など

◇自転車交通安全街頭啓発指導
日時：5月18日(木)午前10時～11時
内容：自転車の無料安全点検

(4)放置自転車の撤去
本市では、阪急「池田駅」「石橋阪大前駅」の周辺を放置禁止区域に指定しています。
放置自転車などは、歩行者や緊急車両の通行の妨げになるほか、治安の悪化につながる恐れもあるため、放置禁止区域内に放置されている自転車などは移動保管をしています。
◇自転車等放置禁止区域と自転車駐車場位置図
(※本紙地図参照)

問合せ：交通道路課
【電話】754・6281