市では、快適でうるおいのある生活に不可欠な都市インフラの整備に力を注いできましたが、下水道事業にもいち早く着手してきました。国の下水道施策が本格化する前の昭和28年に、密集市街地の浸水対策として事業を開始し、今年で70年となります。
■池田市下水道事業の歴史
▽昭和28年(1953年)
旧市街地の浸水対策として事業認可を取得。桜通りから幹線工事着手
▽昭和38年(1963年)
下水処理場建設開始
▽昭和43年(1968年)
下水処理場供用開始
▽昭和48年(1973年)
下水道人口普及率(下水道を使用できる人の割合)50%
▽昭和51年(1976年)
府内で初めて細河地区が特定環境保全公共下水道として事業認可を取得
▽昭和53年(1978年)
下水道人口普及率90%
▽昭和62年(1987年)
・池田駅前周辺設備事業完成
・せせらぎモール第1期通水
▽平成4年(1992年)
せせらぎモールが第1回いきいき下水道賞建設大臣賞受賞
▽平成6・9年(1994・1997年)
局地的集中豪雨により浸水被害が発生し、雨水整備計画を見直し
▽平成15年(2003年)
八王寺川雨水増補幹線完成(貯留量約10,000立方メートル)
▽平成21年(2009年)
水道事業と統合し、上下水道部を発足
▽平成25年(2013年)
下水処理場高度処理施設完成
▽平成26年(2014年)
国土交通省の下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)に採択され最新の汚泥処理施設が完成
▽平成27年(2015年)
下水道人口普及率100%
▽平成29年(2017年)
日本で初めて警察と協力して振り込め詐欺防止プリントマンホールを作成
▽令和元年(2019年)
・市制施行80周年・猪名川流域下水道通水50周年事業の一環として第9回マンホールサミットin池田を開催
・マンホールカード(市観光大使ひよこちゃん)を配布
▽令和3年(2021年)
・ゲリラ豪雨対策の一環として神田地区貯留施設の工事を着手(貯留量約3,000立方メートル)
■市内にあるデザインマンホール
市観光大使ひよこちゃんや山鳩が描かれたデザイン以外にも、日本で初めて警察と協力して作成した振り込め詐欺防止デザインや市内児童のオリジナルデザインなど、全部で39種類のさまざまなマンホールがあります。市内のどこに設置されているか、皆さんご存じでしょうか。
■大募集!デザインマンホールコンクール
▽今年は市下水道事業70周年記念事業として、さらに大規模に開催!
3年度から市内小学4〜6年生を対象にデザインマンホールコンクールを実施しています。優秀賞に選ばれた作品はプリントマンホールとして市内に設置しています。
今年は70周年記念事業として、中学生以上の一般の方からも募集します。優秀賞に選ばれた作品は、6年1月に展示会を実施し、その後、実物のプリントマンホールとして設置する予定です。
「私がみんなに伝えたい、池田市の魅力」をテーマに、たくさんのご応募お待ちしています。
対象:市内在住・在勤・在学の中学生以上の方
申込み:9月19日(火)までに応募用紙に必要事項を記入し、経営企画課へ
※応募作品は手描き、電子データどちらでもかまいません。
手描きの場合、用紙はA3サイズの所定の応募用紙または同様の応募内容を記した八つ切り画用紙(270×380mm。直径25cm程度の円を描き、その中に描画)とします。応募用紙は同課で配布または市上下水道部のホームページからもダウンロードできます。
問合せ:経営企画課
【電話】754・6069
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