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市長のいけだDiary

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大阪府池田市

池田市長 瀧澤 智子

暑い毎日が続いておりますが、お変わりございませんか。新型コロナウイルスが「5類感染症」に位置付けられ、初めての夏のイベントシーズンを迎えました。地域のお祭りなどで皆さんが楽しまれている様子を見ていますと、改めて人と人とのつながりやコミュニケーションの大切さを感じます。現在、本市では「阪急池田駅周辺地区都市再整備計画事業」に取り組んでいます。池田駅の南側のせせらぎモールなどを整備し、さらに魅力的な場所にするべく「デザイン会議」なども実施し検討を重ねています。ハード事業は計画をしてから実現まで長い時間がかかるものですが、皆さんと共に形にしていきたいと考えています。その一つの取り組みとして10月30日~11月12日まで「2023おさんぽマルシェin IKEDA」という社会実験が行われます。11月5日には大規模なイベントが予定されています。
市長就任から2年が経過し、任期の折り返しを迎えます。最近は講演の依頼をいただくことも多く、先日は滋賀県大津市にある「全国市町村国際文化研修所(JIAM)」という場所で「女性リーダーへのメッセージ」というテーマで話をさせていただきました。受講者は北海道から沖縄まで、まさに全国から集まった自治体の女性職員の皆さん。年齢や部署もさまざまですが、私と同じように子育てをしながら仕事をする方も多い印象でした。講演では池田市の紹介、私の経歴、市長の仕事、プライベート時間、私が考える女性リーダーとしての思いや求められること、皆さんへのメッセージなどを日本のジェンダーギャップ指数の政治経済部門の低下や日本の女性市区町村長比率がわずか2%という現状を交えながら話をしました。本来、女性も男性も誰もが、という思いがありますが、まだまだそれが当たり前の社会になっていないのが現実です。だからこそあえて「女性」に焦点を当てた取り組みも重要と感じます。私が今、市長職をしていることの根幹には「見て見ぬふりをしたくなかった」という思いがあります。現状を知り、課題を挙げ、改善する努力をする。世の中を良くするためには、この繰り返しが必要です。研修では、私が日頃から大切にしているいくつかの言葉を皆さんに伝えました。その中の一つが「人生は行動の結果」です。言葉で伝えることも大切ですが、勇気を持って一歩踏み出すことで道が開けると考えているからです。
まだまだ残暑厳しい毎日です。くれぐれもお疲れが出ませんよう、ご自愛ください。

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