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市長コラム

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大阪府河内長野市

■インターネット上にも基本的人権を
河内長野市長 島田智明

SNSやインターネット上の情報は、自分の興味や関心のある投稿をフォローしたり、拡散したりすることで、同じような意見ばかりが流れてくる仕組みになっています。「いいね」や拡散などにより、誰かに認められていることが可視化されると自身の承認欲求がより一層駆り立てられます。
これは見方を変えると、SNSを利用する際の態度・意見が同じ人ばかりの閉じられた空間を形成し、特定のタイプの情報のみが正しいという錯覚を引き起こしかねません。気づけば自分が誰かを傷つけているかもしれません。
しかし、個人が持てる知識をもって「何が正しい情報か」判断するのには限界があります。つまり、インターネット上にも自分の権利と相手の尊厳を守る基本的人権が必要不可欠になってきます。
河内長野市では、「差別は許さない」との認識のもと、今後も「思いやりとぬくもりのある、一人ひとりが尊重しあえる共生のまち」の実現に向けて、施策を進めていきます。
一人ひとりが自分事として捉え、相手の立場になって考え、行動することを心がけていきましょう。

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