市内で発生した昨年(令和5年1月1日~12月31日)の火災・救急・救助概況がまとまりました。
■火災~発生件数は昨年と変わらず~
発生件数は21件で、昨年に引き続き20件超えとなりました(下表 火災発生状況「種類・原因別」参照)。死者は2人(前年より2人増)、負傷者は1人(同6人減)でした。また、出火原因は放火が最も多くなっています。
■救急~救急件数は増加 1日に約17.0件出勤~
出動件数は6,207件(前年より343件増)で、1日平均約17.0件の出動となっています。事故種別は、急病が4,228件で全体の68.1%を占め、以下一般負傷1,159件、転院搬送308件の順となっています。搬送人数は5,123人(同346人増)で、傷病程度別は次のとおり(下グラフ 救急搬送状況「傷病程度別」参照)です。
■救助~建物等による事故が昨年に続き最多~
出動件数は70件で前年より1件の減少、救助人数は46人で同6人の増加となっています。事故種別でみると、施錠された住宅内からの高齢者の救出等の分類となる建物等による事故が35件(前年36件)で最も多く、次いで工作物による挟まれや山岳救助等の分類となるその他の事故が17件(同23件)、交通事故14件(同8件)、火災3件(同3件)、水難事故0件(同1件)、ガスおよび酸欠事故1件(同0件)となっています。
問合せ:消防署
【電話】53-5681
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