第49号 消費生活だより(2)

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◆消費者力をUPしてみよう
私たちの周りにはたくさんの法律が存在しています。消費生活に関する法律においても、消費者契約法、食品表示法、特定商取引法、割賦販売法、電気通信事業法など様々なものが存在します。
中でも消費者基本法第2条では、消費者政策の基本理念に消費者の権利の尊重と自立の支援が位置付けられています。

▽消費者の権利
(1)消費者の安全が確保されること
(2)商品および役務について消費者の自主的かつ合理的な選択の機会が確保されること
(3)消費者に対し必要な情報および教育の機会が提供されること
(4)消費者の意見が消費者政策に反映されること
(5)消費者に被害が生じた場合には適切かつ迅速に救済されること

インターネット上にはたくさんの広告が表示されており、私たちは数ある情報の中から安全で安心な商品を選ぶ必要があります。
ネットリテラシーについて第44号で以前に紹介しましたが、今月号ではネット広告の種類としくみについて紹介します。

▽ネット広告の種類
・バナー広告…サイト内の広告画像をクリックすると、広告主のサイトに移動する。
・リスティング広告…検索した単語や言葉に連動した広告が検索結果の中に表示される。
・ネイティブ広告…周囲のニュース記事などと同様の見た目で広告が表示される。
・ターゲティング広告…閲覧履歴や属性に合わせて広告が表示される。

▽アフィリエイト広告
特定の商品やサービスの宣伝をすることでその販売サイトに誘導し、売り上げに応じて報酬が得られるしくみ。一部のアフィリエイター(アフィリエイト広告を出す個人や広告代理店)がフェイク記事や誇大表現などを用いた悪質な広告を出していることがあり、特に健康やダイエット、サプリや化粧品、下着などに多い傾向にあり、注意が必要です。

▽ポイント
・販売サイトの最終申込画面は必ず確認しましょう!
・「安い」「お得」などの宣伝には何か条件や理由がないか、客観視して考える癖をつけましょう。また、うまい話は安易に飛びつかず、慎重に判断する癖をつけましょう。

日頃から契約に関する知識を身につけ、契約トラブルや悪質商法からの被害を未然に防ぎましょう!

問合せ：農林商工観光課商工観光係
【相談窓口】富田林市消費生活センター
【電話】25-1000
午前9時～正午、午後1時～4時