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令和5年度 施政方針(要約)

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大阪府泉大津市

■暮らしの中に一つでも多くの笑顔が生まれるまちづくりを
泉大津市長 南出 賢一

南出市長は、令和5年第1回市議会定例会で、市政運営にかかる施政方針を述べました。
全文は、市ホームページに掲載しています。
※次ページでは、令和5年度の主要事業を紹介します。
・施政方針全文はこちら(二次元コードは本紙をご覧ください)

令和4年度は、「つむぐ ひろがる #おづの未来」をキャッチフレーズに、「だんじりパレード」や泉大津フェニックスで開催した「市民にぎわいフェスティバル」など、さまざまな市制施行80周年記念事業を官民連携・市民参加型で企画・実施し、まち全体が一体となり、大いに盛り上がった1年となりました。
まさにコロナ禍でのさまざまな困難を耐え抜き、乗り越え、「さあ、前へ進むぞ」という皆さんの想いが明るい声や笑顔に表れ、80周年記念の舞台で花開いたと感じています。
また、記念事業を通じて市民の皆さんもあらためて「まちへの愛着や誇り」を感じていただくことができたのではないでしょうか。私も皆さんの団結力をあらためて実感するとともに、本市の魅力や可能性を確信し、決意を新たにしたところです。「再始動(Re:START)」の契機となった80周年を起点に、官民が力を合わせ、市民や団体の皆さんとともに、90周年、100周年の未来へとつむぎ、持続的に発展していくまちづくりを進めてまいります。
令和5年度は未来へと繋がる第一歩の年です。市民の皆さんの暮らしの中に、一つでも多く笑顔が生まれるまちづくりを職員一丸となって取り組んでまいります。
市制施行80周年により、市内にもにぎわいを取り戻しつつある一方で、長期化する新型コロナウイルス感染症の影響や、ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー価格や物価高騰が市民生活や地域経済に大きな影響を与えています。
また、気候変動による自然災害の激甚多発化や国際情勢の変化による食料や金融、物流をはじめとした地政学上の問題など、何が起こるかわからない、何が起きてもおかしくない世の中であり、このような中においても市民の皆さんの命と暮らしを守り続けることが我々、地方自治体の最大の使命であります。そのためにも、社会情勢の変化や流れを正しく予測し、的確に判断し、迅速かつ柔軟に対応する強靭な組織であるとともに、既存の枠組みにとらわれないチャレンジングな思考で課題解決に取り組む必要があります。
有事を想定した平時の仕組みの再構築や多様な選択肢を市民の皆さんに提供する考え方が非常に重要で、「安全・安心な食糧の安定的確保に関する構想」や「泉大津市健康づくり推進条例」はこれらの考え方を体現したもので、令和5年度はこれらに基づく取り組みを推進してまいります。
令和5年度は緑豊かな自然が感じられる公園「シーパスパーク」が、翌年には一体として整備している民間活用用地にレストランなどがオープンする予定です。市民相互の交流や、健康の学び、食育、スポーツの拠点として、また、アビリティタウン(※1)の形成を先導する場として、シーパスパークは本市の魅力・価値を大きく向上させる「市民の財産」になると確信しています。
また、保護者の負担なく、特殊な精米加工を施した栄養価の高い有機米を給食などで提供し、子どもたちの食育や健康な体づくりに繋げるほか、官民連携による「マタニティ応援プロジェクト」を実施するなど、より一層子どもを産み育てやすい環境を整えてまいります。
こういった状況を踏まえ令和5年度を「シティプロモーション元年」と位置づけ、本市の魅力や特色を、市内外に強力にPRすることで、シビックプライド(※2)の醸成や定住促進・交流人口創出の両面からアプローチし、「住み続けたい」、「住んでみたい」、「行ってみたい」と思っていただけるまちづくりに、職員一丸となって取り組んでまいります。
結びに、令和5年度におきましても「将来に希望がもてる、元気な泉大津を作る」ため、3つの志である「憩いとふれあいのまちづくり」、「0歳から100歳の人づくり」、「地域経済を元気にする」の実現に向け全身全霊で邁進するとともに泉大津市を前に進めていくために全力を尽くす所存です。

※1 身体および認知機能や能力などを「アビリティ」と捉え、市民一人ひとりがそれらを伸ばせる都市ブランド
※2 まちに対する市民の誇り

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