■男女共同参画社会をめざして
近年日本では人口減少や家族形態の変化など、社会の状況が急激に変わっています。性別に関係なく、すべての人が能力や個性を発揮できる男女共同参画社会の実現は、とても大きな課題です。
日本国内では昔よりも女性の就業者や管理職の割合が上昇するなど、少しずつ女性の社会進出が進んでいます。さらなる取組みを進めるため市では「貝塚市男女共同参画計画(第4期)コスモスプラン」を策定しました。
女性の社会進出が進んだとはいえ、まだまだこれからです。貝塚市は具体的な目標値を設定し、男女共同参画社会の実現という課題に向けて取組みを進めていきます。
◎夫は外で働き、妻は家庭を守るべきであるという考えに対して
令和4年度 貝塚市男女共同参画市民意識調査より
賛成のかたは男性が31.7%、女性が22.3%と約10%も差が出ています。
男女の考えには差があり、まずは家庭内の意識改革が必要です。
◎基本目標 あらゆる分野への女性参画の推進
■女性活躍推進法が改正されました
女性活躍推進法とは、女性が活躍できる環境を整え、仕事と生活が両立できる体制づくりを企業に求めた法律です。
国によって、より女性が活躍できる環境を整備することを目的に令和4年4月に大きく3点改正されました。
◯改正箇所
(1)女性活躍についての情報を公開する義務対象
対象拡大
常時雇用労働者数301人以上から101人以上
(2)女性活躍に関する情報公開の強化
(3)特例認定制度(プラチナえるぼし)の創設
一定基準を満たし、女性の活躍促進に関する状況などが特に優良な企業を認定する制度。通常の認定よりも公共調達における高い評価が得られるなどのメリットがあります。
■ジェンダーギャップ指数
ジェンダーギャップ指数とは、男性と女性の格差を「教育」「健康」「経済」「政治」の4つの分野のデータから表したものです。日本は非常に低い順位となっており、改善する上で大切なのは1人ひとりが男女平等を意識することです。
◯日本は146か国中 総合116位
・「教育」は1位
・「健康」は63位
・「経済」は121位
・「政治」は139位
世界経済フォーラム「The Global Gender Gap Report2022」より
■誰もが活躍できる社会を実現しましょう
◯相談窓口
《人権相談》
人権政策課
平日午前8時45分〜午後5時15分
《女性相談》
夫婦や家族のこと、子育てなど専門の女性相談員が一緒に解決策を考えます(面接相談・要予約)。
第2・4月曜日、午後1時〜4時(1人45分)
予約・問合せ先:
【電話】072-433-7160
■キャッチフレーズ
今年度の内閣府男女共同参画週間キャッチフレーズは「無くそう思い込み、守ろう個性みんなで作る、みんなの未来」です。
問合せ先:人権政策課
【電話】072-433-7160
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