【特集】culture×digital 阪南市文化財デジタルアーカイブ

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阪南市は大阪湾を隔てて北に六甲山、西に淡路島を望み、南は和泉山脈を越えて和歌山県に至る、大阪府内でも自然豊かな立地に所在しています。
阪南市指定文化財には「阪南らしいもの」がたくさんあります。石工業、タコツボ漁、造船業、瓦製造業、製糖業など、地元の生業に関わりがあります。これらの文化財を始めとして、阪南市の個性を形成する様々な歴史文化遺産をデジタルデータで紹介するウェブサイト「阪南市文化財デジタルアーカイブ」ができました。

■私たちのまちの歴史を知ろう
スマートフォンやパソコンを使って、いつでも、どこでも、文化財のデジタル画像をお楽しみください。
普段何気なく見ている光景も、まちの歴史を物語る材料かもしれません。
デジタル画像や動画を通じて、まちの魅力を再発見してみましょう。

◇阪南市文化財デジタルアーカイブ
本市ウェブサイトのトップページにある右の画像(本紙参照)をクリックすると簡単にアクセスできます。

■アーカイブができるまで…
～撮影作業風景～
・絵図は全ての文字が判読可能となるよう十分な解像度を確保しています。最大で幅3.6メートルの絵図を撮影しました。
・立体的な資料は、1枚の写真でもその性質がよく伝わるように、並べ方や撮影の方向に工夫を凝らしました。
・成子家住宅では、高精度な3Dカメラやレーザースキャナによる360度全周撮影を行いました。

■どんなメニューがあるの?
◇パノラマビュー　歴史資料展示室
市内から集めた民具などを各コーナーごとに見渡してご覧いただけます。

◇3Dパノラマビュー成子家住宅
国の登録有形文化財(建造物)成子家住宅の主屋と酒蔵を自由に歩く体験が可能です。酒蔵では酒造りのポイントを巡るツアーもあります。

◇民俗文化財関係の動画
(盆踊り、鉦講(かねこう)、生業など)
過去に市内で撮影された各種動画を掲載しています。形に残らない文化財であっても動画で残すことで後世へ伝えることができます。

◇デジタル画像による市指定文化財の紹介
市指定文化財をデジタル画像とともに紹介しています。「阪南市らしさ」をつくり上げた歴史をご覧ください。

◇山中家文書絵図(翻刻付)
市指定文化財山中家文書のうち、絵図を掲載しています。一部は昔の文字の上に現代の文字を重ねることができます。

◇現代地図で見る　いまむかし
古写真の撮影地点を地図情報とともに掲載しています。また、現代の風景と並べて見ることができます。

問合せ：生涯学習推進室
【電話】072-489-4542