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令和5年度 施政方針(3)

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奈良県下北山村

■森で育む「子どもの笑顔ときなりライフ」
◇転入・定住の促進として
・令和4年8月に、上池原のスポーツ公園入口横に空き家相談所を開設し、専門的なノウハウを有する空き家コンシェルジュと連携を図りながら、空き家の利活用の促進を進めてきました。新年度においては、各地区での出張相談会を設け、空き家の課題解決及び利活用の更なる促進に努めていきます。また、利活用の促進のための補助制度(整備及び取得等)を引き続き継続していきます。
・現在、遊休施設となっている旧保育所については、令和4年度、アイデアソンという事業を通じて、行政・村民・村外の関係人口の人達と協議して得た内容を参考に、引き続き実現可能な整備方法や整備財源などの研究及び検討を継続していきます。
・移住体験交流施設「むらんち」の利用促進と、下北山村の暮らしと関わりを届けるポータルサイト「きなりと」を通じた、移住促進及び関係人口の創出を引き続き継続していきます。
・親子ワーケーション(ディアルスクール)を通じて、都市と地方を結ぶ新しい留学制度の在り方を実証実験として、新たな移住及び二地域居住の促進を進めていきます。

◇新しい時代の流れを力にする関連では
・下北山村の魅力等の情報発信については、引き続きフェイスブック及びインスタグラム等、SNSなどを活用する他、昨年開発した「貞子村巡り」公式アプリを活用し来訪客の促進に努めていきます。
・また、ラジオ放送FMやまとの「きなりと☆しもきた!」による工夫を凝らした情報発信も引き続き実施し、下北山村の認知度を高めていきます。
・ダム湖利用者へのサービス向上を目的に、ふるさと納税を財源として新たにダム湖の水温情報がデジタルで得られる仕組みを整備し、ふるさと納税を財源に新たな来訪客の獲得を目指します。

◇結婚・出産・子育てを地域で支える支援として
・出産と育児に係る経済的負担の軽減を図るため、赤ちゃん誕生祝い金をはじめ、2歳までの乳幼児の紙おむつ購入助成、及び6歳未満の乳幼児を養育している方へのチャイルドシート購入助成を継続実施します。
・また、令和5年度より不妊治療費等の助成を拡充し、一般不妊治療に加え、生殖補助医療(体外受精を始めとした新たな不妊治療)、及び不育症治療(2回以上の流産等を繰り返し子どもが持てない方への不妊治療)を受けている方への補助を実施し、子どもの出産を希望するご夫婦を支援していきます。
・母子保健事業についても、乳幼児健診、妊産婦健診及び新生児聴覚検査費用の助成を引き続き実施するほか、定期的に育児サークル及び育児相談会を開催し、育児中の保護者同士の情報交換の場を提供し、育児不安等の軽減に努めていきます。
・福祉医療費関係では、令和5年8月診療分から、子ども医療費の対象年齢を中学生から高校生まで引き上げます。併せて、子ども・心身障害者・ひとり親家庭等医療費の高校卒業(18歳)までの一部負担金(通院500円、14日以上の入院1,000円)についても、令和5年8月診療分から撤廃し、保護者の方々の医療費負担軽減に寄与します。
・保育所の運営については、園庭側のカーテンを遮光カーテンに取り換えるとともに、現在設置しているカーテンを廊下側に移して部屋の中に光が入り難いよう工夫を凝らして、園児の皆さんが安心して午睡ができるよう改善を図ります。

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