令和5年度「差別をなくす村民集会」開催される

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7月12日(水)下北山スポーツ公園におきまして、村民54名の参加のもと「差別をなくす村民集会」が開催されました。
5月8日から感染症の分類も2類相当から5類に移行となり、通常通りの開催となりました。
開会行事では、森岡教育長が開会の辞を述べ、続いて田川副村長より主催者の挨拶並びに村民の方に、あらゆる差別や人権侵害を許さない村の取り組みに、ご理解ご協力を頂いていることに対する謝辞がありました。
その後の講演会では、「みんな大切な命～平和への道」と題して、平和を届けるソプラノ歌手の大島久美子さんによる歌を交えた講演が行われました。
講演では「日本は唯一の被爆国です。平和記念資料館を訪れた米国や欧州の方々が見学後、出口付近で泣いている。核兵器で戦争が終結したと教えられてきたがそれは間違っていた。投下後にこんなに沢山の方が命を失い、現在も被爆の影響で苦しんでいる方が大勢いることを知った。だから私は絶対に戦争をしてはいけない、させてはいけない。」と決意が伝わる内容でした。
今回のテーマを設定したのは、大島さんが広島県出身で、ご両親が戦争体験者だからです。
広島では今年、G7広島サミットが開催され、ウクライナ共和国のゼレンスキー大統領が電撃来日し、平和公園にて献花されるニュースが全世界に配信されました。
大島さんは、1日も早くウクライナ戦争が終結するよう願いを込めて歌われていました。