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令和5年6月 第2回 下北山村議会6月定例会を開催

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奈良県下北山村

【一般質問】

▼質問者…和田晃裕議員
▽ドクターヘリの運航について
質問:奈良県が運航するドクターヘリのパンフレットを見ますと、運航時間は原則午前8時30分から日没までと書かれています。時間が早く利用を断られた村民の話も聞きました。早朝にけがや急病になった場合ドクターヘリに繋がることが出来ない現況があると思いますが、村のお考えをお聞きします。
答え:副村長(兼務…保健福祉課長)
奈良県の担当課であります地域医療連携課に確認をしたところ、3つの理由により午前8時30分以前は運航をしないという事でした。
一点目は、ドクターヘリに搭乗する医師(フライトドクター)、看護師(フライトナース)は、南奈良総合医療センターの救急救命科で日勤勤務※に従事し、非常に高い技術、能力、資格をもった方々で、ドクターは3人、ナースは4人しかいない専門職のため、代替性がないとのことです。
二点目は騒音の問題から、午前8時30分以降の運航と定められているとのことです。
三点目は操縦士と整備士による法令義務としての運航前点検が午前7時から1時間半行われています。冬場は機体への着氷などで更に時間がかかっている状態とのことです。
議員より要望があった旨はお伝え致しますが、人員体制の問題や、騒音等の問題など、総合的な観点から現状では難しいとのことでした。
※日中の勤務、南奈良総合医療センター勤務時間は午前8時30分から午後5時15分まで。

▼質問者…北 德次議員
▽急傾斜地崩壊対策事業実施地の立木伐採や整理について
質問:急傾斜地崩壊対策事業実施地内にツタや木々が根付き、見通しが悪い状況や、住宅に覆いかぶさるほど成長した場所も現れています。成長した草木は、獣(サル・シカ・イノシシ)が隠れやすく、サルにおいては木々を足場として住宅や田畑に現れ、農作物の被害を助長している状況となっています。
また、土地所有者の高齢化もあり伐採には危険を伴うので、生活環境の改善と獣害被害を軽減するために、施設に関わる自治体の対応において、繁茂した草や立木の伐採除去が出来ないか伺います。
答え:農林建設課長
急傾斜地崩壊対策事業の指定区域の基本的な考えは、区域内は所有者の財産となっており、通常の管理については土地の所有者が行う事になっています。
対策工事により整備した構造物にひび割れ等の異常が生じたり、土砂の流出により構造物に影響が考えられる場合は県の対応となります。
通常の管理を大きく超えるような事が想定される場合は、村で現状確認の上、県の担当部署に相談をさせて頂きます。
また、区域内での立木の伐採については知事の許可を受ける必要がありますので、これについても村で確認をさせて頂いて、県の担当部署へ相談をさせて頂きます。
獣害の被害については急傾斜地崩壊対策事業地以外でも同様な影響を受けていると思います。
村の対応としては、集落環境整備事業補助金の交付対象箇所であれば補助金を活用して対応をして行きたいと考えています。

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