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令和5年度 施政方針(1)

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奈良県十津川村

「村民みんなが安心と豊かさを感じられる十津川村」に向けて

3月7日から13日まで令和5年十津川村議会第1回定例会が開かれ、小山手村長が令和5年度の施政方針を表明しました。その内容(要約)をお知らせします

次の6つの方針をもとに、快適に暮らせる生活環境の向上、移住定住しやすい人が集まる快適な住環境整備、村民の安全が確保できる災害に強い防災機能の強化、個別施設管理計画に基づく公共施設の再編などを重点施策と位置付けました。

■教育・生涯学習の推進
人間力・個性・村愛精神を養う教育・生涯学習をすすめ、村の宝を一人ひとりが継承し、やりがい生きがいのあふれるむらづくりを進めます。

▽十津川高校の魅力化
十津川高校を村の振興の象徴と位置づけ、高校と村が連携した取組み「十津川高校魅力化事業」をさらに推進します。

▽奈良県統合型校務支援システムを導入
児童生徒の学籍や指導内容、健康状態など学校間での情報連携や、教職員の長時間勤務の解消、児童生徒の指導の充実を図るため、校務支援システムを導入し、業務の標準化・共通化を進めます。

▽十津川第二小学校に遊具を設置
十津川第二小学校に、保護者より要望のあった遊具を設置し、子供たちの健全な発達を後押しします。

▽村史の編さん
令和5年度から令和6年度にかけて「歴史編」の近現代及び古代・中世の資料編、令和7年度に「歴史編」、令和8年度に「民俗編」の本編を刊行する計画で進めてまいります。

▽村指定文化財の改修補助
文化財を後世に伝えるため、柱などが腐朽している玉置神社「神輿殿」の改修費を補助します。

■助けあい支えあう地域福祉の向上
高齢化と人口減少が深刻である中、村民が地域で自分らしく生活し、最期まで暮らし続けられるよう、地域福祉の充実を目指します。

▽ホームヘルパー有資格者を養成
介護サービスの担い手不足が深刻な状況です。高齢者の村内での生活を支えていくことができるよう、介護職員初任者研修会を計画しています。

▽子ども医療費等助成事業の拡充
自己負担分である一部負担金の撤廃し、対象年齢を中学生から高校生までに拡充して、子育て世帯の経済的な不安の軽減を図ります。

▽生活支援の取組みの継続
高齢者や障害者が安心して最期まで暮らせるよう、有償ボランティア活動の仕組みを引き続き支援します。

▽健康な生活を送るための介護予防
健康寿命の延伸や要介護状態にならないため、介護予防の知識の普及・啓発を行い、健康づくりに取り組む場の提供と支援に取り組みます。

▽災害対策本部拠点施設へ診療所を移転
新しい診療所は患者が効率的な診療を受けられるよう動線を考えた間取りで、医療機器などを更新し、安心・安全な医療体制で取り組んでまいります。

▽若い世代の経済的負担の軽減
不妊治療費の一部を助成し、治療を受けやすい環境づくりに努めるとともに、各種検診事業など村民の生活に密着した事業を引き続き実施します。

■村外から人を迎え入れるしくみの構築
村外への発信力を高め、人を迎え入れる仕組みの構築を目指します。

▽「がんばる事業者応援事業」を継続
村内で事業を営む中小・小規模事業者などの事業活動の維持や新たな雇用の創出を図ります。

▽村内外の移住者受け入れ基盤を強化
民間賃貸用集合住宅の建設などを支援する補助事業を継続し、居住するための快適な住宅環境を提供します。

▽空き家の有効活用
空き家情報バンク利用者に対する改修事業補助や、空き家を解体し新たに住宅などを建設したり、危険な空き家などを解体し景観や住環境を整備するための解体事業補助を継続します。

▽地域おこし協力隊・集落支援員の配置
引き続き地域おこし協力隊を配置し、外国人旅行者の受け入れ環境整備や体験型観光コンテンツの整備、旅行会社などへの商談会など、地域の活性化を推進し移住定住を促進します。また、村で管理する簡易水道施設が4地区から14地区へ増加することに伴い、新たに1人の集落支援員を増員し、集落内の水道施設の困りごとなどに対応します。

▽東京圏からの移住に支援金
東京圏から移住する世帯を支援する「十津川村移住支援金」を設け、移住定住の促進、担い手不足の解消を図ります。

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