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自治体の皆さまへ

区長・総代との村政懇談会(1)

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奈良県十津川村

■主要な事業・補助制度の概要を紹介
◇村政懇談会の資料は「防災とつかわ」をご覧ください
タブレットまたはスマートフォンアプリ「防災とつかわ」で見ることができます
[メニュー→くらし情報→その他]
・令和5年度村政懇談会資料
※掲載期間は令和6年3月31日まで

6月22日、26日、27日に、村役場で全5回に分けて区長・総代との村政懇談会を開催しました。村から主要な事業・補助制度を説明したあと、地域の課題と、その課題を踏まえた将来像を共有するため、区長・総代からさまざまな意見をいただきました。
いただいた意見や質問と、それに対する村からの回答を抜粋してご紹介します。

■防災
◇『地区防災計画』をひな形どおりに作ってもうちの大字には合わない
それぞれの地区の防災を村はどう考えていますか。
中野村区

・『地区防災計画』ではその地区に合った計画を作ります。
その大字または地区ごとの状況に合わせて、例えば、連絡網により安否確認がとれる体制づくりなど、できることから地区の防災に関する計画を作っていただきたいと思います。

◇避難所へ避難を促しても自宅から出たがらない高齢者もいます
独居の高齢者も多くなりました。
四村区

・避難所に行くことだけが「避難」ではありません。
避難とは「難」を「避」けるということです。避難所へなかなか行けない人が自宅でいる場合でも、山側から離れた場所や、2階にあがるなど、危険を回避するように避難してください。そのような状況でも安否確認をするため、地区に合った地区防災計画の作成を考えていただきたいです。

◇公共施設の解体後の土地利用計画がはっきりしていないのになぜいま解体するのですか
計画のないうちに、物価高騰の中で、一般財源ばかりを使って解体するのはどうなのでしょうか。
西川区

・解体費用が上がっていくので、先送りせずに解体します。
解体の跡地利用は、構想の案はありますが、まだ決まっていません。また、財源は一般財源です。しかし、大きな建物を維持管理していくのには費用がかかります。また、解体費用はどんどん上がっています。最終的には解体しなければいけないので、先送りせずに解体し、跡地の活用を計画します。

■道路
◇山下奈良県知事の県政で国道168号のバイパス整備を中止すると聞いた
その影響は十津川村にどの程度あるのですか。
二村区 東区 西川区

・事業の執行を中止したのは、生子町〜釜窪町の工区です。
知事は五條市の大規模防災拠点の整備を中止したので、それに伴うアクセス道として五條市生子町〜釜窪町の調査計画分の事業執行を中止しました。新天辻工区をはじめその他の国道168号整備には言明していません。
しかし、昨年4月に国道168号「高規格道路五條新宮道路」は国土交通省から重要物流道路の指定を受けており、生子〜釜窪間も事業計画区間と認定されました。「五條新宮道路」は奈良県のみならず、和歌山県、三重県にまたがって自治体が協議会をつくり、要望活動をしていますので、重要物流道路としての整備推進を引き続き要望していきたいと思います。

◇川津今西線、上湯川迫西川線の整備はどんな予定ですか
また、上湯川迫西川線は舗装などの維持管理はどこまでしてくれますか。
西川区

・川津今西線は約3年後、上湯川迫西川線は来年の予定です。
主要幹線である国道168号五條新宮道路の通行止めといった非常時に、代替路となる林道・基幹作業道の整備を進めています。
林道川津今西線は、地滑りの規模が大きく、今年度発注で3か年工事を予定しています。
基幹作業道上湯川迫西川線は、来年道がつながる予定です。非常時に通れることが前提ですので維持管理は行いますが、通常時は作業道なので、路面舗装の予定はしていません。路面状況や利用状況をみて検討します。

■山林
◇木を伐るのに伐採届が必要と言われました
届け出後、まだ許認可が下りていないようですが。
四村区

・伐採届の受付業務は奈良県が行います。許認可には、1か月程かかります。
伐採届は農林課に提出いただきますが、今年4月から、許認可業務は奈良県が行っています。すべての書類が整っていても、許認可には1か月程かかります。
木を切るときに、伐採者と造林者の責任の明確化を図るため、所有者の承諾を得ているかなど、登記事項証明書といった必要書類を添えて伐採届を提出いただきます。時間に余裕を持って提出をお願いします。
※伐採を開始する90日前から30日前までに農林課へ提出してください。

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