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自治体の皆さまへ

区長・総代との村政懇談会(2)

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奈良県十津川村

■住まい
◇空き家解体事業補助は廃材を処分せずに解体跡地に放置した場合も対象になりませんか
土地所有者の敷地内であれば、産廃処分しなくてもいいのでは。
西川区

・解体後の宅地建設につなげたいので、当該補助金では対象としませんが、ご意見を参考に検討を進めていきます。
空き家解体事業の主な目的は、空き家を解体して宅地を作り、新築住宅を建設することなので、まずは住宅建設に繋がる事業を優先しています。
空き家解体に費用が発生する場合には、土木や建築、解体工事業の資格を持つ業者が解体し、産業廃棄物は許可をもった業者が運搬するというルールがあります。村では、そのルールにのっとった空き家解体を行った人に対して補助を行っているので、当該補助制度では対象とすることは難しいですが、ご意見を参考に別の補助制度の創設などを検討します。

◇長期留守宅や空き家の所有者が草刈りなどの管理をしてくれません
空き家の活用促進や、空き家に対する処置などの対応を検討してほしいです。
中野村区

・「空き家・空き地バンク」の活用を周知すると共に、対応を検討していきます。
空き家や空き地の管理は所有者の責任となりますが、「空き家・空き地バンク」を活用して、新たな住民に管理してもらう方法もあります。
人口減少が進むなか移住定住を促進する上で、住居の確保が課題と認識しています。同時に村内に多くある空き家の所有者に対して、「空き家・空き地バンク」への登録や、補助制度の広報、周知を強化するなど、さらに空き家の利用促進となる政策を検討してまいります。
また、空き家の貸出しや売買ができない場合は、他の市町村の例を踏まえて対策方法を考えたいと思います。

・家・土地を貸したい!売りたい!探したい!
「十津川村HP空き家・空き地バンク」(※本紙二次元コード参照)

◇簡易水道施設の老朽化で水が濁るときがあります
点検や修繕など、今後どのように対応しますか。
東区 四村区

・水の濁りなどがありましたら、すぐにご連絡ください。
6月の大雨では、濁りを取り除くための機械が作動しておらず、水道水が濁ってしまい、ご迷惑をお掛けいたしました。職員の管理不足であり、今後同じことが起こらないよう管理にあたらせていただきます。
また、施設や設備は耐用年数によって更新していくのが本来ですが、今年度から管理地区が4か所から14か所に増えたこともあり、優先順位を定めながら施設等の更新を進めてまいります。ご理解をよろしくお願いします。

◇自己管理している水道の管理に支援はありますか
高齢化で管理が困難になってきています。
中野村区 四村区

・要望に応じて集落支援員を派遣しています。
個人や共同で飲料水の供給施設を所有している地域で、高齢者が施設管理しているところには、村から集落支援員を派遣し、施設の維持管理を支援しています。また、担い手が少ないところには、集落支援員と共に作業している実例もあります。
詳しくは、施設課までお問い合わせください。

■医療・福祉
◇上野地診療所について半日ではなく一日の診療日を設けてほしい
小原診療所の診療を勧められても、交通が不便です。
中野村区

・限られた医療資源なので効率を踏まえて検討していきます。
半日あたりの診療者数は、上野地診療所で約11人、小原診療所は約15人であり、小原診療所の方が混んでいる状況です。村民の希望に沿った診療をしたいのですが、限られた医療従事者で村の医療体制を支えていますので、効率をみながら検討させていただきます。

◇診療所は予約制だが早めに看てもらえないか
朝から体調が悪くても、待たなくてはいけませんか。
中野村区 三村区

・急な怪我や発熱の場合は、予約する必要はありません。
予約制は、主に定期受診している人にご案内しており、診療の待ち時間を少なくしています。当日の電話予約も可能ですが、ご希望に添えない場合もあります。
ただし、急な怪我や発熱の場合はこの限りではありませんので、診療所にご相談ください。

◇ヘルパーさんなど介護職員の待遇改善と確保をお願いします
在宅サービスにも力を入れてほしいです。
四村区

・ひとりでも多くの介護職員が生まれるように取り組みます。
今年度は村内の中学校で介護支援専門員などによる講座や、介護職員初任者研修を開催するなど、新たな職員を見出し、人材育成に取り組んでいます。
また、待遇改善については、社会福祉協議会とも話し合いをしながら職員の給与の見直しを検討しているところです。
今後もできる限り長く、自宅で暮らしていただけるよう、介護予防教室を開催し、健康を維持してもらう取組みも行っています。多くの人に参加していただけたらと思います。

■子育て
◇北部で子どもが遊べる公園などがほしい
村有施設解体後の跡地などを活用できませんか
神納川区 三村区

・地域の人々と相談しながら検討をしていきます。
北部には子どもを遊ばせる所が少ないということは村としても認識しています。
特に安全管理の面も考慮しながら、例えば木を使った公園などを検討していきたいと考えております。

■その他
◇小辺路の案内看板が分かりにくいのでは
4月には外国人女性が行方不明になっています。
神納川区

・案内表示を点検し、対応いたします。
小辺路で4月10日以降行方不明となっている女性の捜索が懸命に行われましたが、現在まで発見にいたっていません。この事案を受け、案内表示に不備がないか、三浦口周辺、三浦峠、西中矢倉付近の点検を早急に行い、表示を増設するなどの対応をいたしました。
また、昨年行われた山岳マラソンのイベントで、コースの目印につけたテープが大会終了後も残っていたことは、大変申し訳ございませんでした。一般の登山者が道を間違ってしまう可能性があるため、今後は、イベント終了後早急に撤去いたします。
来年は、世界遺産登録20周年を迎えます。世界遺産の案内看板を統一してはどうか、というご意見もいただきました。より分かりやすい表示のためには、案内表示の統一も必要かと認識していますので、対応に向けて検討してまいります。

◇串崎残土処分場跡地はどのように活用するのか
防災公園とはどのようなものでしょうか。
西川区

・防災公園の構想をもとに、地域の人々と協議・調整を重ねて進めていきます。
今年2月に地元住民を対象とした説明会を行い、防災公園の構想についてご意見をいただきました。案としては、臨時ヘリポートの設置や、平常時は子どもが走り回れる場所として、災害時には自衛隊などが救援活動を行う場として、また避難が長引く場合は、仮設住宅の場所として利用可能な多目的グラウンドなど、芝生広場や地域の避難所の設置といった基本的な構想を描いています。
村の中に子どもが遊べる公園がないという意見もいただいていますので、子どもが楽しめる遊具を備えた公園も必要ではないかと感じております。

「村政についてのご意見やご要望は、役場や行政相談委員にご相談ください」

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