■運転時の危険予測 交通安全教室
◇十津川村婦人会や役場職員 約40人に指導
1月30日、住民ホール(大字小原)で交通安全教室が開催されました。
十津川村婦人会の会員に対して、十津川警察庁舎の警察官から、特殊詐欺の被害を防ぐための防犯教室や、大地震などの災害が発生した時に備えて防災の話をしていただきました。奈良県警察本部の警察官からは、十津川村役場の職員も対象に加えて、交通安全教室を行いました。シュミレーション映像を使った危険予測トレーニングを体験するなど、交通事故にあわない、起こさないための心構えを学びました。
■令和6年自衛隊入隊予定者激励会
◇十津川高校卒・千葉翔(かける)さん決意表明
2月16日、自衛隊入隊予定者の激励会が十津川村災害対策本部拠点施設(大字小原)で行われました。千葉翔さん(大字出谷)は、十津川高等学校を卒業後、3月30日に海上自衛隊舞鶴基地(京都府舞鶴市)に着隊し、約5か月間の基礎的教育を受ける予定です。
激励会では十津川村長、自衛隊奈良地方協力本部長・黒壁義紀さん、奈良県自衛隊家族会十津川支部長・東武さんから激励の言葉が送られました。千葉さんは「自分にできることを精一杯がんばりたい」と決意のことばを述べました。
■火災拡大防止に貢献 3人に感謝状
◇昨年12月玉垣内での住宅火災 いち早く気づき
住宅火災の早期消火に貢献したとして、2月13日、十津川村災害対策本部拠点施設で、奈良県広域消防組合五條消防署から則本潔さん、則本房子さん、大谷悠真さん(大字玉垣内)の3人に感謝状が贈呈されました。
昨年12月12日、大字玉垣内で住宅火災が発生しました。この住宅には高齢者が一人暮らしをしていたため、地域では平素から声掛けを行うなど気にかけていました。このような気遣いが功を奏し、建物から煙が上がっていることに一早く気づき、早期消火に繋がりました。
「近年、隣人への関心が薄れていく中、このような地域の気遣いは守っていかなければならないもの」と3人をたたえるとともに、感謝の言葉が送られました。
■能登半島地震の支援に職員派遣
◇被災地の支援へ 出発式で4人の職員に激励
1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」の被災地支援のため、奈良県のカウンターパート支援先である石川県鳳珠郡穴水町へ村職員が派遣されました。
2月7日から16日まで職員2人、また2月20日から29日まで職員2人が派遣されました。2月7日と20日には、それぞれの出発式が災害対策本部拠点施設で行われ、村長らから被災地支援への貢献に期待する旨の激励がありました。派遣される職員は自動車で現地へ向かい、奈良県の班で建物被害認定業務や避難所運営業務などに従事しました。
今後も要請に応じて応援職員を派遣するなど、被災地支援に取り組みます。
■英語レッスンいかが?インバウンド対応にも
◇大字谷瀬で タレクさん英語レッスンを開講中
コロナにより一時的に落ち込んだ訪日外国人旅行者の需要も、昨年5月に新型コロナウイルスが感染症法上5類に移行されてからは回復しつつあります。十津川村においても観光産業や地域活性化を考えるうえで、インバウンド需要の拡大は重要な要素です。十津川村でもインバウンド向け観光PR動画を作成するなど、外国人旅行者の受け入れにも力を入れています。
大字谷瀬にあるカフェ『labo』では、英語レッスンが開講されています。講師のタレクさんはカナダ出身。アメリカのサンフランシスコの大学で英語を教えていました。英語レッスンは生徒の学習レベルや目標に合わせて、日常会話からアカデミックイングリッシュまで対応しています。「英語に自信がない人、仕事で英語を使う人、西洋の文化を知りたいと思う人、ただ英語を楽しみたい人。英語を練習したいならぜひ連絡ください。皆さんの英語のスキル向上に役立ちたいです」。
外国人旅行者を受け入れる観光業従事者だけではなく、英語に興味のある人も受講できます。レッスンは1回1時間から可能で、費用は2,000円/時間。レッスンのスケジュールは受講者の都合に合わせて組むことができます。
▽タレクさんの英語レッスン
興味のある人はLINEまたはメールでご連絡ください
【メール】talzand@gmail.com
本紙にLINEの二次元コードが掲載されています。
■十津川ランナーズ 桜井市の駅伝参加
◇Aチームがオープンの部で見事3位に入賞
2月18日に桜井市で開催された「桜井市内一周駅伝大会」に十津川村陸上部の有志メンバーが参加し、「十津川ランナーズA」がオープンの部で3位に入賞しました。
桜井市の安倍小学校から芝運動公園までの6区間、22.6kmを走るコースで、大会には23チームが参加しました。十津川ランナーズAの記録は1時間25分04秒。Aチームで6区を走った氏本拓実さん(大字高津出身)は、「十津川ランナーズとして盛り上げることができて嬉しく思います」と話しました。
■十津川村優良特産品
「十津川村優良特産品」は、村内で加工・生産された特産品の中から、十津川村にふさわしい郷土色豊かな特産品が選定され、村のホームページやパンフレットに掲載されます。特産品の推奨期間は3年間で、3年ごとに更新を行います。
今年度は新規の申請はありませんでしたが、4品が推奨品として更新されました。
・ドライブイン長谷川…温泉プリン
・十津川食品…手造り刺身こんにゃく(白・よもぎ・ゆず)
・谷瀬ゆうべし組合…ゆうべし
・(有)神湯荘…温泉コーヒーまんじゅう「ごうし君のおやつ」
■世界遺産 小辺路を駆ける!山岳マラソン開催
◇『熊野古道小辺路トレイルジャーニーin十津川』新たにキッズコースも
3月3日、山岳マラソン「熊野古道小辺路トレイルジャーニーin十津川」が開催され、昴の郷(大字平谷)をスタート・ゴールとして、ランナーたちが世界遺産の小辺路を駆け抜けました。ゲストランナーに横山峰弘さんを迎え、三浦峠までを往復する三浦コース(約28km)に57人のランナーが参加しました。
また、今回は子どもたちや親子で参加できる果無コース(約4.3km)が新設されました。果無集落まで小辺路の登り坂を駆けた17人の子どもたちは、「景色がきれいだった」「全然しんどくなかった」と目を輝かせて話しました。
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