■減塩のポイント
日本人の1日の塩分摂取目標量:
・成人女性…6.5g未満
・成人男性…6.7g未満
現代の食生活は、塩分の摂取量が多いといわれています。
減塩は、心筋梗塞や脳卒中などの疾患を予防します。
しかし、濃い味付けになれていると、減塩を実行することはなかなか難しいです。
最初からきちんとした減塩対策を行うと食事の楽しみがなくなり、ストレスを感じてしまう可能性があります。
そこで、美味しさを維持しながら、徐々に塩分を減らす心がけをすることが大切です。
ポイントを押さえて、減塩に取り組みましょう。
◇隠れた塩分を意識する
何気なく普段食べているものに含まれる塩分を意識して、食べ方や量を調節しましょう。
食パン(6枚切):0.8g
レトルトカレー:2.3g
きつねうどん:6.6g
寿司(10カン):3.8g
カップラーメン:5.0g
◇食べ方をひと工夫する
・寿司(10カン)を食べるとき、醤油はすし飯につけずにネタにつける→カット!塩分-0.8g
・カップラーメンの汁は飲まずに全部残す→カット!塩分-3.1g
・汁物の摂取を1日1回に減らす
→カット!汁物を食べるときは具だくさんにすることで汁の量も減らすことができます
・醤油などの調味料を減塩に変えてみる
参考:奈良県健康推進課 減塩リーフレット
◇塩味以外の味覚を使う
酸味:塩味を引き立てる役割がある(レモン、かぼす、酢など)
うま味:出汁のうま味で汁ものや煮物をおいしくする(昆布、鰹など)
辛味:薄味の物足りなさを感じるときはスパイスを(カレー粉、こしょう、とうがらし、からしなど)
香り:薬味で香りを立てれば薄味でもおいしく食べられる(しょうが、青じそ、ミョウガなど)
問合せ:住民課 保健衛生係
【電話】0746-62-0911
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