民間人材との協働による複業人材アドバイザー就任式を行いました

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市は、地方創生を推進する複業マッチングプラットフォーム「複業クラウドforPublic」を展開する株式会社Anotherworks(本社　東京都港区、代表取締役　大林尚朝)と令和5年6月に連携協定を締結し、民間で培った知見や才能、実績等を保有する方を本市に登用し、お互いが持つ環境や資源、特長を活かしながら官民連携を推進することで、本市が実施する事業を促進することになりました。
今回、株式会社Anotherworks様の複業クラウドを活用し「オーガニックビレッジ推進アドバイザー」「メディア配信アドバイザー」「職員採用戦略アドバイザー」「観光計画策定アドバイザー」の4職種で複業人材を公募し、選考を経て、4人のアドバイザーの登用が決定し就任式を行いました。市が抱えている課題に、民間で培った知見や才能、実績等を保有する4人のアドバイザーの力を借り、チーム一丸となってこの課題解決に取り組んでいきます。期間は9月1日から翌年2月末までの約6か月間で、オンラインによるアドバイスを中心に市の課題解決に向けて無償でサポートいただきます。

◆オーガニックビレッジ推進アドバイザー
片桐新之介氏　株式会社ふるらぶ
大手百貨店の食品営業、経営企画部システム担当を経験。その後、奈良市まちづくりタウンマネージャーとして地域活性化、商店街振興を経験。現在では関西で食・農・地方の複合的な課題解決を考えるコンサルティング業を主な事業としています。15を超える自治体で各種政策のアドバイザーを経験されています。
〔Voice〕
日本マーケティング学会で有機農産物普及の研究をしたり、昨年は奈良有機農産物流通構築の検討会にも参加していました。その知見を活かし、多くの友人知人がいる宇陀市でオーガニックビレッジ推進のための業務を支援できることをうれしく思っています。

◆メディア配信アドバイザー
山田みかん氏　株式会社Shireru
地方テレビ局で約10年記者や番組広報として働きながら、副業でベンチャー企業や自治体の事業コンサルタントを行う。顧客のメディア露出を増加させたり、事業展開につながるキャッチフレーズを生み出してきた経験から、今年8月に広報支援に特化した株式会社「Shireru」を立ち上げられています。
〔Voice〕
次世代を支援する「アントレプレナーシップ」の取り組みに非常に興味を持ち応募させていただきました。これまて行ってきた「情報が広く伝わるよう『記事』を書く」という記者の経験を生かして何かお力になれたらと思っています。

◆職員採用戦略アドバイザー
藤村侑司氏　株式会社あしたのチーム
大学を卒業後、損害保険会社に入社。熊本・東京で法人営業を経験した後、奈良へのUターンを機にHRテック企業に転職。その後、総合人材会社での営業も経験し、現在は株式会社あしたのチームにて人事企画・採用業務に従事しています。
〔Voice〕
生まれ育った奈良県に貢献できることをとても光栄かつ嬉しく思います。
宇陀市はもちろん、奈良県の魅力を大いに発揮、発信できるよう鋭意尽力していきます。

◆観光計画策定アドバイザー
城本高輝氏　長崎国際大学
大学で観光学の教員をしています。研究テーマは、観光による地域の活性化、関係人口創出、新しい労働と余暇、ワーケーションなどで、特に地方創生に関心を持っています。日本全国で人口減少が進行し、特に地方部で顕著になっている中、今後も観光が地方創生において重要な位置付けにあると考えています。さまざまな地域に自ら関係人口として関わることで、人口減少に向き合う日本の社会デザインの探究に取り組んでいます。
〔Voice〕
宇陀市は、都市部からのアクセスもよく、歴史的・文化的資源に恵まれていることから、これらを活用した交流人口や関係人口創出が期待できます。宇陀市の特性を活かした地方創生や新しいライフスタイルにつながる観光計画策定を支援していきたいと考えています。

問合せ：人事課
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