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薬草逍遥(やくそうしょうよう)

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奈良県宇陀市 クリエイティブ・コモンズ

毎回「薬草」に関わる内容を連載でお届けするコラムです。

■ノカンゾウ
出ている若芽を、周りの土を少し除いて、地中深くの白っぽい葉軸部分からナイフやかまなどで切り採って料理します。できれば晩夏から早秋に、カンゾウの生えている所を刈り取り、その上にふわふわの腐食質の多い土を、カンゾウ類の株の上に盛っておきます。その後に出てきたごく若い芽(芽カンゾウ)を堀り採ると、おいしくいただけます。特に地中の白い部分の長いものが柔らかいです。
採集した若芽を熱湯でさっとゆでると、ぬめりと甘みが出てきます。イカやネギなどと合わせて、からし酢、ごま、酢味噌、マヨネーズなどであえて食べるとよいでしょう。
花や葉を食べたり、煎じて飲むと、利尿作用があり、浮腫(腫れもの)、黄疸に効果があり、血便が続くのを治すことができます。

※当市で「薬草活用講演会」をしていただいた村上光太郎先生の連載より一部抜粋

問合せ:商工産業課
【電話】82・5874【IP電話】88・9075

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