毎回「薬草」に関わる内容を連載でお届けするコラムです。
■ミョウガ
いよいよ暑い盛り。ミョウガの花蕾(からい)すなわちハナミョウガの千切りを、そうめんに入れて食べると、香りや口当たりが良く、食欲がそそられます。
ハナミョウガは、集中力や記憶力を増し、食欲を増進し、消化を助け、発汗して体温を下げる作用があります。
ミョウガの根は、腎臓病、月経不順、生理痛に効果があります。花茎を食べていると腎臓の機能を高めてくれます。腎機能低下が原因で起こる神経痛やリウマチなどにかからないといわれるほどです。また、消化促進作用もあるため、食欲の落ちる暑い季節になくてはならない食材です。
生のハナミョウガを輪切りにして油でいため、みそ、みりん、砂糖を加えて調味すると、非常においしいミョウガみそになります。ミョウガは、薬食健康法の先端をいく薬草なのです。
※当市で「薬草活用講演会」をしていただいた村上光太郎先生の連載より一部抜粋
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