新年あけましておめでとうございます。
皆さま方におかれましては、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年4月より村長に就任して以降、村政の運営に温かいご支援・ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
新型コロナウイルス感染症は、昨年5月よりインフルエンザと同様の5類に移行し、本来の積極的な活動が戻りつつあります。昨年は本村でも、サマーフェスティバルや、やまなみ運動会を再開することができました。
今後も村民の皆さまが、郷土を愛して明るく幸せに暮らしていけますことを願いまして、日常生活の糧であります食料や日用品などの買物を支援する施策を推進するとともに、きめ細やかな子育て支援、教育環境のさらなる改善など安心して暮らすことができる、ひとに優しいむらづくりを実現できますよう、関係機関とともに取り組んでまいります。
昨年8月末より起ち上げました旧南都銀行活用検討委員会答申のもと、12月議会にて黒滝村地域活性化センター設置条例制定の議決を得ることができましたので、本年1月より公募型プロポーザル方式により、事業者の募集をはじめてまいる予定です。
村の最重要施策のひとつであります県道赤滝五條線改良工事につきましては、寺戸工区における着実な改良と、次期工区計画に向けての積極的な働きかけを講じ、できる限りの早期完工をめざしてまいります。関連する周辺整備として、現在の泉の森付近に建設予定の集合住宅建設工事は、ほぼ設計を終え令和6年度には完成を予定し、速やかなる入居者募集ができますよう努めてまいります。
また、住民生活の基盤である簡易水道設備の長寿命化工事も、財源を確保しつつ計画的に推進してまいります。
さくら美化センターが昨年10月より稼働し、分別方法も以前より多様化したため住民の皆さまにはご負担をおかけしていますが、ゴミの戸別収集の実現に向けて積極的に取り組むとともに、森林環境譲与税等の積極的な活用を行い、公道周辺の雑木等を除却して、見通し明るく、きれいな道路環境の整備に努めてまいりたいと考えています。
災害に強い体制整備に資するため、村の診療施設やデイサービスセンターが、災害時でも安心して施設利用できますよう、取り組んでまいります。
今後におきましても、村民の皆さまが、挙って幸せに暮らせる村づくり「くろたき幸せプラン」の実現をめざして邁進してまいりますので、変わりませぬお力添えをいただきますようお願い申し上げまして年頭のご挨拶といたします。
黒滝村長
植田 忠三郎
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