黒滝おこし 協力隊活動報告

12／21

◆今月のゲンバ!
森林作業で寒い時期には通常、朝に小さな焚火をし、その日の計画を話し合います。
早朝の山に生き物の気配はまれですが、時々は鳥のさえずりが聞こえます。巣を作るキツツキの音も。まだクマに出会っていないこの幸運が続きますように。
いま作業をしている山は少しの雨でも道が滑り、山の強度そのものも危うくなる難所です。ヒノキと杉を伐採しており、4月までに完了したいと考えています。
私は今回、プロセッサーという大型機械を操作する「特権」を得ました。この機械は伐倒した木をつかんで枝を払い必要な長さに切断でき、作業員を大きな「力」に変えます。イギリスで働いていたとき、よくプロセッサーのため木を倒す仕事をしました。獣のようにパワフルな機械なので、追いつかれないようにする「レース」は本当にハードでした。今は信じられないほど楽しいです。
一日の終わりには山から下り、家のコタツでくつろぎます。平凡な山行きの、ごく普通の一日です。
(ヘンリー・ティリー)

◆今月の満腹!
1月の鏡開きのぜんざいをグリーンウッドワークのスプーンで食べ比べ。木の種類、削り方の違いで口に入れた時の感触が違います。今回は有名作家のものばかり、おいしさもひときわ!