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自治体の皆さまへ

令和6年新年のご挨拶を申し上げます(1)

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宮城県七ヶ宿町

■新たな時代へ繋ぐ「小さくても持続可能なまち」
七ヶ宿町長 小関幸一

あけましておめでとうございます。
町民の皆様におかれましては、ご家族お揃いでの輝かしい新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。

近年における本町の人口減少は緩やかになり、高齢化率も44%台を維持しています。これまで取り組んできました移住定住対策や生活環境整備、各種支援事業等の成果が表れてきたものと感じています。人口減少を止めることは決して容易ではありません。今までに創ってきた事業にしっかりとした支援を継続し、成長事業に育てることで持続可能な町としての良い循環ができてくるものと考えております。
「町民が安心して暮らせるまちづくり」を基本として、「小さくても持続可能なまち」の実現を目指し、第1次産業の活性化、町民の暮らしを守る安全安心対策、教育の充実、若者定住と雇用の拡大、都市との交流などの関連事業に引き続き積極的に取り組んで参ります。

皆様の生活に関連しましては、介護や在宅支援等の各種福祉事業、健診、ドック等の独自健診を含む各種健康推進事業、18歳までの医療費、学校給食費、保育料の無料化のほか、結婚・子育て支援、次世代リーダー育成のための助成など、全世代にわたる生活支援の充実も図っております。また、新型コロナからの経済回復と円安、ロシアによるウクライナ侵攻、パレスチナ紛争等の影響により、生活に直結する物価高騰等の危機に対しては、住民生活の安心と事業者生産意欲の維持の観点から、商品券や支援金事業を行い、迅速な対応を図って参りました。

子育て環境の充実を図るため建築中の関保育所は、本年3月に完成し、4月からは新しい施設の利用が可能となります。子供たちが、木造のぬくもりを感じ、新鮮な空間でのびのびと活動してほしいと願っています。また、大規模化、局地化する災害への備えとして整備している防災備蓄倉庫も本年3月に完成し、災害時の物資、食料等を保管するほか、災害対策本部の代替機能を有した施設となります。

昨今の世界情勢、国内情勢の変化に、先行き不透明なところもありますが、このような時代だからこそ「小さくても持続可能なまち」の実現のため、全力を傾注して参りますので、町民の皆様のご理解とご協力を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。

結びに、皆様のご健勝とご多幸をお祈りいたしまして、新年のごあいさつといたします。

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