文字サイズ
自治体の皆さまへ

≪特集≫ 町高齢者福祉計画・第9期介護保険事業計画(1)

1/44

宮城県七ヶ浜町

いくつになっても住み慣れたまちで安心して暮らしたい。昨年12月から1月にかけて行われた町高齢者福祉計画・第9期介護保険事業計画策定のためのアンケート調査結果によると、約6割の方が「今の家に住み続けたい」と答えました。
今年4月1日現在で町の65歳以上の方は5934人、高齢化率は33・2%になり、町民の3人に1人にあたります。
今は人生100年時代。皆さん、まだまだこれからです。住み慣れた地域で自分らしく生きる。この計画は、あなた自身の暮らしを支援する計画でもあります。

◆住み慣れたまちで暮らしたい
高齢者福祉計画は、高齢者福祉施策に関する基本的な計画、介護保険事業計画は、介護保険事業に係る保険給付の円滑な実施に関する計画です。
アンケート調査は、現在の65歳以上の方と要介護認定を受けている方を対象に暮らしの様子を伺い、策定する二つの計画に生かすために行いました。
65歳以上の対象者は、1539名のうち62・9%の968名。要介護認定を受けている方は961名のうち50・6%にあたる486名から回答がありました。

1.高齢者の傾向
▽外出する機会は多いが、転ぶのが不安
設問は「階段を手すりや壁をつたわらずに上っているか」「椅子に座った状態から何もつかまらずに立ち上がっているか」「15分くらい続けて歩いているか」など、体を動かす6項目について尋ね、いずれも7割以上の方が「できるし、している」と答えました。
一方、「転倒に対する不安」(図1)については、「とても不安である」12・5%、「やや不安である」34・9%と合わせて47・4%、約半分の方が不安だと答えました。
外出については、週1回が13・1%、2~4回が43・3%、5回以上が38・0%でした。
このことから65歳以上の方々は、概ね自分で歩き、外出も多くするけれど、転ぶのが不安だと思っている方が比較的多いことがわかりました。

・図1 転倒に対する不安

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU