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NEWS and NEWS(1)

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宮城県亘理町

■清水総合開発株式会社と立地協定
▽立地協定締結式
不動産事業を全国展開する清水建設グループ会社として、不動産の開発や管理までを一貫して行っている清水総合開発株式会社(本社:東京都)が、亘理中央地区工業団地内に物流倉庫を建設することとなり、9月5日に役場で立地協定締結式が執り行われました。
建設される倉庫には、同工業団地内で操業中の住化積水フィルム株式会社で生産された製品が保管され、物流企業である西濃運輸株式会社の管理および運営のもと、国内外へ発送するための物流倉庫として活用されます。同倉庫の完成により、町内企業の物流拠点整備による地域経済の振興および発展とにぎわい形成につながることが期待されています。
協定締結にあたり三宅將介取締役は、「本計画に協力いただいた町の関係部署、関係企業に感謝し、今後安全第一に事業を推進できるよう努めていきたい。」と話し、山田町長は「本協定の締結により連携をさらに深め、万全な体制のもと物流施設の建設が円滑に進むよう、最大限の支援をしていきたい。」と話しました。同倉庫は、令和6年3月に着工し、令和7年2月の竣工を目指して準備を進める予定です。
なお、同社の立地をもって、亘理地区工業団地は、全区画完売となりました。

■令和4年度決算を承認
▽亘理町議会定例会
町の令和4年度決算が、9月15日に開催された亘理町議会定例会で認定されました。
一般会計の決算額は、歳入162億842万3千円(前年度比0・9%減)、歳出154億731万5千円(前年度比2・8%減)となり、新型コロナウイルス感染症対策として実施した事業費の減少などにより昨年度を下回る決算規模となっています。
また、工業団地の売払い収入に係る繰入金が増加したこともあり、繰越明許費など翌年度に繰り越すべき財源を除いた実質収支は7億1568万5千円の黒字となりました。
令和4年度決算の概要は、広報わたり12月号でお知らせします。

■伊達な絆を現地で学ぶ
▽伊達市立東小学校文化財めぐり
8月31日、町とふるさと姉妹都市を結ぶ北海道伊達市の伊達市立東小学校の代表児童6人が町を訪れ、町内の文化財をめぐりました。
これは、姉妹校である亘理小学校と同校が、互いの市町を交互に訪問し合い、伊達家にゆかりのある文化財をめぐることで、両市町のつながりを学び、絆をより深めようと実施しているものです。
当日児童らは、郷土資料館や伊達成実霊屋、亘理神社を訪れ、ふるさと姉妹都市を締結した歴史的背景や亘理伊達家が現在の伊達市へ移住した経緯などを学びました。
児童は、「ずっと昔から伊達市と亘理町の人たちが大切にしてきた絆を私たちも大切にしていきたい。」と話しました。

■DXを駆使し地域防災
▽亘理町総合防災訓練
9月3日、亘理町総合防災訓練が実施されました。
当日午前9時に、地震に伴う津波の発生を知らせる防災行政無線が流れると、町内全域で避難訓練が開始されました。
また避難後には、各避難所で災害用ヘリコプターやはしご車の見学が行われたほか、スマートフォンを用いた情報収集の手順やインターネット接続方法などを学ぶ防災DX講話が実施され、参加者らは実際に自身のスマートフォンを操作しながら、熱心に耳を傾けていました。
参加者は、「学んだことを忘れないよう、普段からこまめに操作するように心掛けたい。」と話しました。

■誰もが活躍できる町へ
▽障がい者雇用セミナー
8月30日に第1回わたり・みやぎ障害者雇用推進企業ネットワークセミナーが実施されました。
これは、町内の企業や団体などで構成するネットワーク団体の初の事業として、町内における障がい者雇用の促進を目的に実施されたものです。当日は、加盟企業や団体などから計32人が出席し、障がい者を雇用する際の基本ステップや人材の募集方法などを学びました。
その後、企業で抱えている悩みや日々の業務で工夫している点などを共有する情報交換会が行われ、参加者らは、仕事の振り分け方や雇用管理について質問し合うなど、熱心に話し合う様子が見られました。

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