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市政トピックス

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宮城県仙台市 クリエイティブ・コモンズ

■佐藤厚志さんと松井裕樹選手に「賛辞の楯(たて)」を贈呈
第168回芥川賞を受賞した本市出身の佐藤厚志さんと、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で14年ぶり3度目となる優勝に貢献した、東北楽天ゴールデンイーグルスの松井裕樹選手に「賛辞の楯」を贈呈しました。3月30日に佐藤さん、4月4日に松井選手への贈呈式が行われました。
佐藤さんの受賞作「荒地(あれち)の家族」は、東日本大震災後の宮城県を舞台に、いまだ消えることのない喪失感を抱えながら生きる人々の、日常の暮らしを描いた作品です。郡市長は「熟慮された言葉で、静かに、リアルに表現されていて、私たち仙台市民に大変深い感銘を与えてくれるものでした」と話し、書店で働きながら執筆活動を続ける佐藤さんに、さらなる活躍を期待してエールを送りました。佐藤さんは、「震災のことが作品内に含まれており、地元の読者にどう受容されるか不安でしたが、皆さんに喜んでいただいて、とてもうれしく思っています」と受賞の感想を述べました。
WBC第1次ラウンドの韓国戦に登板し、無安打無失点の好投でチームの勝利に貢献した松井選手は、「身に余る賞をいただき光栄に思います。楽天イーグルスとしてまたこのような賞をいただけるように、チーム一丸となって優勝を目指して頑張っていきたい」と今後の抱負を語りました。郡市長は「チームの勝利に貢献された姿は、仙台市民にとって誇りでもありますし、深い感動と勇気を与えてくれました」とその健闘をたたえました。
また、赤間市議会議長より、お二人に「仙台市議会議長特別表彰」の授与も行われました。

■アフターコロナを見据えた観光交流フォーラムを開催市では、令和5年度を「観光再生元年」と位置付け、コロナ禍(か)で大きな影響を受けた観光の再生に取り組むこととしています。そのキックオフイベントとして、観光地域づくりやその効果について考える「仙台観光交流フォーラム」を3月25日に仙台国際センターで開催しました。
観光分野の専門家3人を迎えて、観光地域づくりの舵(かじ)取り役を担うDMO(観光地域づくり法人)や、今後求められる観光振興戦略等についての講演とパネルディスカッションを行いました。観光関連事業者をはじめとする参加者は、「DMOと事業者が一体となった観光地域づくりが必要」「仙台の観光地としてのネームバリューを高めることで、東北の活性化にもつながる」といった専門家の話に、真剣に聞き入っていました。

■子どもたちが考えた公園の利活用を推進するアイデアを実現
3月25日、榴岡公園で「見せよう!榴岡の地から(力)」が開催されました。このイベントは、榴岡小学校の5年生が「総合的な学習の時間」の授業で考えた、公園の利活用を推進するアイデアを、地域団体等の協力の下で実現したものです。
児童は、キッチンカーを活用したふれあいの場の創出、スタンプラリー、ボッチャ、植物クイズのグループに分かれ、広報チラシの作成や事前準備に取り組み、当日は約60人の児童が運営に参加しました。また会場では、榴岡児童館子どもスタッフ会の児童も雑貨屋を出店。来場者は、工夫が凝らされたブースで、子どもたちと交流しながら、楽しいひとときを過ごしました。
参加した児童からは、「準備ではみんなの意見がまとまらず大変だったけど、たくさん人が来てくれるのを想像すると頑張れた」「来てくれた人と話すのは緊張したけど、楽しかった」といった声が聞かれました。

■おかえり!仙台のシンボル―伊達政宗公騎馬像帰還令和4年3月16日に発生した福島県沖を震源とする地震により、馬の足首部分に亀裂が入り傾倒するなどの被害を受け、7月から東京の工場で修復作業を行っていた伊達政宗公騎馬像。破損箇所の修復に加え、内部をより堅固な構造に改良するなどの作業を行い、ついに3月21日、青葉山公園本丸広場に到着しました。3月31日には、およそ8カ月ぶりの帰還を祝し、帰還記念式典が開催されました。
式典当日は、満開の桜が咲き誇る晴天の下、伊達武将隊が騎馬像前で演武を披露し、会場を盛り上げました。また、修復の総仕上げとして、伊達政宗公のトレードマークである、兜(かぶと)の「弦月前立(げんげつまえだて)」の取り付けを行い、多くの方がその様子を見守る中、無事に元の姿を取り戻しました。郡市長は「一年間お待ちくださった市民の皆さまに感謝申し上げるとともに、政宗公にはこの先も末永く、成長を続ける仙台のまちと私たちを見守ってほしい」と述べました。集まった約600人の方々は、待ちわびた仙台のシンボルの帰還に、次々と騎馬像にカメラを向け、うれしそうな表情を浮かべていました。

■仙台市立南小泉中学校夜間学級(夜間中学)を開設しました
市では、本年度から仙台市立南小泉中学校に夜間学級(夜間中学)を開設しています。夜間学級は、さまざまな理由で義務教育を修了できなかった方などに、学び直しの機会を提供するために設置されたものです。
4月11日、開設式および入学式が開催され、10代~70代の新入生とその家族など約50人が参加しました。新入生代表の方は、「一時間一時間を大切に、学びを深めていきたい」とこれからの抱負を語りました。

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