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市政トピックス

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宮城県仙台市 クリエイティブ・コモンズ

■「仙台防災枠組」の中間評価を報告―国連ハイレベル会合
5月18日から2日間にわたり、米国・ニューヨーク市の国連本部で「仙台防災枠組2015-2030」の進捗(しんちょく)状況の中間評価を話し合うハイレベル(首脳級)会合が開催され、郡市長が出席しました。
「仙台防災枠組」は、平成27年に仙台市で開催された第3回国連防災世界会議で採択された、世界的な防災の取り組み指針で、災害による死亡者数や被災者数の削減など、2030年までに世界が目指す7つの目標を設定しています。
初日の本会議では、途上国支援強化の重要性などを掲げた「政治宣言」が採択され、各国での取り組みの加速を確認しました。
郡市長は、2日目に行われた分科会に登壇し、地方自治体としては初めてとなる中間評価を東北大学災害科学国際研究所と共同で実施したことを報告。震災遺構などを活用した防災教育を進めていることや、「仙台防災未来フォーラム」を毎年開催し、市民や企業と連携を深めていることなどを紹介し、「防災・減災に終わりはない。ともに協力し、2030年に向けて取り組みを進めていきましょう」と呼び掛けました。
市では、今後も仙台防災枠組の採択都市として、防災・減災に向けた取り組みを推進していきます。

■活気ふたたび―仙台・青葉まつり4年ぶりの通常開催
仙台の初夏の風物詩「仙台・青葉まつり」が、5月20日・21日に開催されました。新型コロナウイルス感染症の影響により、令和2年度から中止や規模縮小を余儀なくされてきましたが、39回目を迎える今回は、4年ぶりとなる通常規模での開催。約87万人が、本格的に再開した祭りを楽しみました。
初日の「宵まつり」では、勾当台公園市民広場や定禅寺通などに加え、「全国都市緑化仙台フェア」のメイン会場である青葉山公園追廻(おいまわし)地区でも、仙台すずめ踊りの演舞が披露されました。お囃はや子しに合わせ、軽やかに舞う踊り手たちの熱気に包まれ、会場は大いに盛り上がりました。また、観光姉妹都市の徳島市からは阿波おどりも参加し、祭りを彩りました。
2日目の「本まつり」では、祭り最大の見どころである、藩政時代の活気と華やかさを表現した「時代絵巻巡行」が復活。甲かっ冑ちゅう姿の武者隊による武者行列や、豪華絢爛(けんらん)な10基の山鉾(やまぼこ)が、定禅寺通などを練り歩きました。迫力ある時代絵巻に、沿道からは大きな拍手と歓声が上がりました。

■全国都市緑化祭が開催されました
都市緑化の推進を図り、緑豊かな潤いのあるまちづくりを目的に開かれている全国都市緑化祭。今年は本市で開催された「全国都市緑化仙台フェア」の中心行事として、5月24日に仙台国際センターで行われました。
式典では、フェアで催された「庭園出展コンテスト」の国土交通大臣賞受賞者や都市緑化の推進に貢献した企業等への表彰が行われたほか、上杉山通小学校の児童6人が登壇し、かけがえのない緑を未来へとつないでいくことを宣言しました。その後、フェアメイン会場で、記念植樹を行いました。
式典には、佳子内親王殿下にもご臨席いただき、お言葉を賜ったほか、記念植樹においては、小学生とご一緒にヤエベニシダレザクラをお手植えになりました。

■杜の都をランナーが駆け抜ける―仙台国際ハーフマラソン
仙台国際ハーフマラソンが6月4日に開催され、約8千人の選手たちが、緑深まる定禅寺通などを力走しました。
本大会には、招待選手として東京オリンピック女子マラソン8位の一山(いちやま)麻緒選手や、川内優輝選手など、名だたる選手が参加しました。また、スペシャルアンバサダーとして、シドニーオリピック金メダリストの高橋尚子さんが参加し、一般出場者と伴走。フィニッシュする出場者をハイタッチで迎えるなど大会を盛り上げました。
沿道では、「とっておきの音楽祭」のステージが設けられ、音楽祭の参加者がランナーを応援したほか、訪れた人たちが途切れない声援を送りました。
大会の結果、エリート・登録の部で、男子はジョセフ・カランジャ選手が1時間1分49秒、女子は一山麻緒選手が1時間11分38秒で優勝。車いすの部では、男子は樋口政幸選手が48分20秒で優勝、女子は喜納(きな)翼選手が56分24秒を記録しました。

■58年の歴史に幕―市議会本会議場閉場セレモニー
市役所本庁舎と併せて建て替えの準備が進められている市議会議事堂。7月から議会機能が本庁舎へ仮移転することに伴い、第2回定例会をもって役目を終えた現議事堂で、6月9日、閉場セレモニーが行われました。
セレモニーでは、仙台フィルハーモニー管弦楽団が「青葉城恋唄」などを演奏し、議事堂は優しい音色に包まれました。その後、議長と市長によるあいさつが行われ、郡市長は「それぞれの時代において、数十年先を見据えた責任ある議論が積み重ねられ、築き上げられた議事堂の歴史は本市の歩みそのものです」と話し、これまでの歴史に敬意を表しました。
現議事堂は、現本庁舎と同じ昭和40年10月に完成。9月より解体工事に着手し、建て替え後は新本庁舎の14・15階に設置予定です。

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