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自治体の皆さまへ

知ってた!?隠れたまちのアレコレ♪ Vol.12

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宮城県仙台市 クリエイティブ・コモンズ

市内の知られざるスポットを調査してきました

■市のシンボルを探して
昨年4月から、仙台の隠れた魅力を紹介してきたこの連載も今回が最終回。最後は市のシンボルにゆかりのあるスポットを紹介します。まちの象徴や歴史などを知ることで、さらに仙台が好きになるかもしれません。新たな魅力を見つけにまち歩きしてみませんか。

○カッコウが伝えるまちの歴史
市の鳥が「カッコウ」であることをご存じですか。昭和46年に市民の自然愛護の象徴として、市民投票により市の花はハギ、木はケヤキ、鳥はカッコウ、虫はスズムシに決まりました。
そのカッコウをかたどったモニュメントが宮城野区の「原町カッコウ公園」にあります。これは、かつて観光客などを出迎えるため、仙台駅前に設置されていたもの。30分間隔でカッコウの鳴き声が流れ、市民からも親しまれていましたが、ペデストリアンデッキ建設に伴い、昭和52年に撤去されました。その後、地域の商工会等により現在地に設置され、今も仙台のまちを見守っています。
・現在は1日3回、「カッコー」と鳴き声が流れ、人々に時を知らせています(月~金曜日は8:00、12:00、17:00。土・日曜日は10:00、12:00、15:00)

○まちに溶け込む市章のルーツ
市のシンボルマークである市章は、伊達家の家紋の1つである「三引両(みつびきりょう)」から考案され、仙台の「仙」の字を図案化したものです。三引両は仙台城大手門脇櫓(わきやぐら)の瓦や社寺建築などにも見られます。若林区南鍛冶町にある泰心院には、漆喰(しっくい)塗りの棟に三引両があしらわれた山門があります。この山門は、現在の宮城県庁の所在地にあった仙台藩藩校養賢堂の正門を移築したもの。講堂等は戦災で焼失したため、養賢堂の唯一の遺構であり、市の有形文化財に指定されています。歴史を感じながら、まちにある三引両をぜひ探してみてください!
・山門の上部にある白い「三引両」が目を引きます

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