仙台市博物館が、約2年半の大規模改修工事を終え、4月2日に再開館します。これまで以上にパワーアップした博物館にぜひお越しください。
■ここが変わった! 展示編
最新の展示設備を導入し、展示資料をリアルに感じられるようになったほか、実物の資料に触れるコーナーなどを新設しました。
○より美しく見える! 企画展示室
展示資料を本物に近い色で見ることができるよう、展示ケースに高透過ガラスを導入。さらに、照明設備をLED化し、資料の質感などをクリアに鑑賞できるようになりました
○本物に触れられる! ハンズオン展示
江戸時代の貨幣や教科書など、実物の資料に触れることができる「さわってみよう」コーナーを新設しました
○じっくりと分かりやすく 絵図展示
博物館最大の収蔵資料である「奥州仙台領国絵図」など、大型の絵図の内容を手元で見られる引き出しケースを新設しました
○ガラスの継ぎ目を解消! テーマ展示室I
「黒漆五枚胴具足(ぐそく)伊達政宗所用」(重要文化財)など、歴代藩主のよろい・かぶとを中心に展示するケースの継ぎ目をなくしました
■ここが変わった! 設備編
お子さん連れや障害のある方向けの設備を充実させ、快適に楽しむことができるようになりました。さらに、重要な収蔵資料を長く保管・展示できるよう、収蔵スペースの拡充や空調設備の更新などを行いました。
○誰もが過ごしやすい環境に
乳児休憩室に給湯器を、正面階段に点字ブロックを新設。その他、ホールの車椅子席を増設するなど、来館者が過ごしやすいサービスが充実
○収蔵資料の保管環境が向上
収蔵資料の保管環境を向上させるため、空調設備を更新したほか、びょうぶ棚を新設するなど、収蔵スペースを拡充
■オリジナルメニューやグッズも! レストラン・ミュージアムショップ
自然豊かな景色を見ながらひと休み
レストランでは展覧会の内容に合わせた特別メニューがお楽しみいただけるほか、ショップでは博物館オリジナルグッズなどを販売します。
■遊ぶ・学ぶ プレイミュージアム
双六(すごろく)や郷土玩具などに実際に触れたり遊んだりしながら、歴史や文化を学ぶ部屋です。展覧会に合わせてしおり作りやミニびょうぶ作りなど、多彩なイベントを開催します
かぶと着用体験もできるよ!
■企画展 再開館記念祭
○\こりゃめでたい/
クイズや福笑いなどお楽しみがいっぱい!
期間:4月2日(火)~5月26日(日)
内容:博物館の再開館を祝し、大名家の婚礼調度をはじめ、松竹梅や七福神といっためでたいしるしがあしらわれた縁起物などを、体験や遊びを通してお楽しみいただけます
観覧料(常設展料金):一般・大学生460円、高校生230円、小・中学生110円(団体料金あり)
※企画展開催中、関連イベントもあります(詳しくは本紙27ページ)
○収蔵資料を身近にデジタルアーカイブ
博物館が収蔵する代表的な資料約4,000件の情報や写真を閲覧することができる「仙台市博物館収蔵資料データベース」ができました。自宅にいながらいつでも好きなときにご覧いただけます。
「仙台市博物館収蔵資料データベース」
【HP】https://jmapps.ne.jp/scm/
問合せ:博物館
【電話】225・3074【FAX】225・2558
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