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市政トピックス

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宮城県仙台市 クリエイティブ・コモンズ

■一人一人が今できることを考える―仙台防災未来フォーラム
3月9日、仙台国際センター等を会場に「仙台防災未来フォーラム2024」を開催しました。今回のテーマは「仙台枠組折り返しみんなで今できる防災(こと)」。地域団体や企業・大学など延べ139団体が出展し、日頃の活動について発信しました。
このうち、宮城野区の津波被災地における復興についての発表では、津波により巨大なビールタンク4基が倒壊しながらも約半年で操業を再開したキリンビール仙台工場の歩みが紹介されたほか、岡田小学校の5年生3人が、津波で壊滅状態となった海浜植物の再生に向けて取り組んでいる「ハマヒルガオプロジェクト」について説明しました。
また、ワークショップ「せんだい災害VR体験andマイ・タイムライン作成」では、参加者がVR(仮想現実)のゴーグルを装着して大雨による水害の様子を疑似体験。家の中に水が流れ込んでくる脅威を体感した後、災害時に自分や家族がどのように避難すべきなのかをイメージしながら、家族一人一人の避難計画である「マイ・タイムライン」を作成しました。
このほか、令和6年能登半島地震の復興支援について考えるシンポジウムや、日頃から必要な備えを紹介するブース展示などのさまざまなプログラムが行われ、学びを深める1日となりました。

■東日本大震災仙台市追悼式を開催
東日本大震災の発生から13年となる3月11日に、宮城野体育館で東日本大震災仙台市追悼式を行いました。式にはご遺族など約220人が参列し、地震発生時刻の午後2時46分に全員で黙とうをささげました。郡市長は「犠牲となられた方々の想(おも)いを心に刻みながら、全ての人が輝き、笑顔と活力があふれる仙台にしていけるよう力を尽くすことを誓います」と式辞を述べました。その後、被災した方々の有志で構成された「みやぎの『花は咲く』合唱団」の皆さんにより、歌がささげられました。
また、勾当台公園市民広場や区役所等に設置された献花場には、約7千人の方が追悼に訪れ、犠牲となられた方々のご冥福をお祈りしました。

■EVバスに乗って仙台城跡へ―自動運転に向けた調査を実施
市では、回遊性の向上を目指す青葉山エリアにおいて、自動運転のEVバス(電動バス)を運行するサービスの実現に向けた取り組みを行っています。
2月11日・12日・17日・18日に、地下鉄国際センター駅から仙台城跡までの区間で、自動運転に必要な周辺環境のデータ収集や利用者のニーズ調査を行うための運行調査を実施しました。調査期間中は、自動運転技術を搭載したEVバスを手動で運行。観光客など延べ849人が乗車し、現在一般車両が通行止めとなっている市道仙台城跡線を走行しました。利用者は、バスの周囲約150メートルの道路状況等をリアルタイムで映す車内モニターを興味深そうに眺めたり、EVバスならではの静かな乗り心地を体感したりしていました。
自動運転のEVバスの導入により、バスの乗務員不足や観光時の交通手段確保などの課題解決が期待されるほか、二酸化炭素を排出せずに走行することで、脱炭素化にもつながります。今回得られたデータ等を基に、引き続き自動運転の実証・実装に向けて検討を進めていきます。

■仙台市実施計画を策定しました
市では、令和6年度から令和8年度を計画期間とする「仙台市実施計画」を策定しました。これは、令和3年度からの10年間を計画期間とする「仙台市基本計画」の着実な推進と実効性の確保を図るため、今後3年間に取り組む具体的な目標と事業をまとめたものです。今後、この計画に基づき、総合的かつ計画的に各種の施策を推進していきます。
実施計画は市ホームページのほか、4月1日から市役所本庁舎2階市政情報センター、宮城野区・若林区・太白区情報センター、区役所総合案内、総合支所等でご覧いただけます。

■令和6年度の主な組織改正(4月1日付)
◆脱炭素都市の実現に向けた取り組みの強化のために(環境局)
○脱炭素都市推進部の新設および地球温暖化対策推進課の分割
まちの脱炭素化に向けた取り組み強化のため、環境部を分割し、「環境部」および「脱炭素都市推進部」とするとともに、地球温暖化対策推進課を分割し、「脱炭素政策課」、「脱炭素経営推進課」および「先行地域推進室」としました。

◆ダイバーシティの推進のために(まちづくり政策局)
○ダイバーシティ推進課の新設誰もが自分らしく活躍できるまちの実現に向けた取り組みを強化するため、政策企画部に「ダイバーシティ推進課」を新設しました。

◆長町地区におけるにぎわいの交流拠点形成のために(太白区)
○長町地域活性化推進室の新設
長町地区におけるにぎわいの交流拠点形成のため、太白区まちづくり推進部に「長町地域活性化推進室」(課相当)を新設しました。

◆救急需要の増加や救急活動の高度化等への対応のために(消防局)
○救急部の新設と救急企画課および救急指導課の新設
増加する救急需要等への対応のため、警防部を分割し、「警防部」および「救急部」とするとともに、救急課を分割し、「救急企画課」および「救急指導課」としました。

◆健康危機管理体制の構築のために(健康福祉局)
○健康安全課および感染症対策室の再編
新興感染症等に備えた保健所の体制強化を図るため、健康安全課および感染症対策室を再編し、「予防企画課」、「感染症対策課」および「医務薬務課」としました。

◆「子育てが楽しいまち・仙台」の実現のために(こども若者局)
○子育て応援都市推進課の新設子どもと子育てを応援する取り組みを全庁的に推進するため、こども家庭部に「子育て応援都市推進課」を新設しました。

◆リサーチコンプレックス形成のために(経済局)
○リサーチコンプレックス推進室の新設
次世代放射光施設ナノテラスの運用開始を契機に、リサーチコンプレックス形成に向けた取り組みを強化するため、企業立地課を分割し、「企業立地課」および「リサーチコンプレックス推進室」としました。

・各組織の業務内容は4月1日から市ホームページでもご覧いただけます

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