■「”職人”とは技術でお客さんの期待に応えられる人だと思います」
名取市建設職組合 組合長 半澤 仁さん
「子どもたちには秋まつりでの上棟式を見に来て欲しい。みんなが住んでいる家がどのように出来上がるのかを知って欲しい」。そう話すのは名取市建設職組合組合長の半澤仁さん。ふるさと名取秋まつりでは上棟式を披露する。18歳から大工になり、この道43年。丁寧な仕事を心がけ、施主の気持ちに寄り添ってきた。
大工になったばかりの頃は父の元で修業し、技術を身に付けた。最初はわからないことだらけで、苦労することばかりだったとのこと。仕事を覚え、できることが増えるにつれて楽しさを覚え、いつの間にか自他ともに認める職人となった。現在は息子と一緒に現場に立ち、後進の育成にも力を入れている。
「丁寧な仕事を心がけ、施主の気持ちに寄り添えるよう頑張ってきました」と話す半澤さん。施主から「想像以上に良い家になった」「あなたにお願いしてよかった」と言われると大工冥利に尽きるとのこと。手がかかっても良い家を作りたいという想いを持ち、大工仕事に心血を注ぎ、今日も技術の向上を図る。
半澤さんは「家を建てる時、誰に頼めばいいかわからないという方は建設業従事者約230名在籍の名取市建設職組合に相談してほしい。地元の職人が家づくりを手伝います」と話す。
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