■[第40回] 南門周辺地形修復(1)
現在、復元工事が進んでいる多賀城南門は小規模な丘陵部に位置しており、近年までその丘陵上に複数軒の住宅が建っていました。それ以前の時代にも、人々の生活の営みによって地形の改変を受けていました。それらの改変を受けた南門周辺の地形を、より古代の地形に近づけるために、修復工事を行っています。
写真奥に見える緩斜面は、あやめ園から多賀城南門へ向かう園路の北側部分で、削平(さくへい)を受けた場所に盛土し、芝生による養生を行いました。今後は、園路の南側の地形修復工事も予定しています。
※写真は紙面又はHPでご覧ください。
問合せ:文化財課文化財係
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