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〈多賀城の歴史と文化〉Tagayasu プロジェクト [連載39]

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宮城県多賀城市

■多賀城創建 1300年記念 クラフトビール完成
古代国家形成の上で重要な役割を果たした「多賀城」が、西暦2024年に創建1300年という記念すべき節目の年を迎えます。
多賀城創建1300年を多くの人に知っていただけるよう、現在さまざまなプロモーションを行っています。
その一つとして、多賀城創建1300年記念オリジナルクラフトビール「いやしけよごと」の開発支援を行いました。
多賀城産古代米と多賀城市内で採蜜された日本みつばちのはちみつを使用したビール(アンバーエール)で、琥こ珀はく色の深いコクの中に広がる、花のような香りとさわやかな苦みが特徴です。
また、「いやしけよご日時:いや重け吉事」という商品名は、奈良時代を代表する歌人であり、多賀城が終焉(しゅうえん)の地と言われている大伴家持(おおとものやかもち)が詠んだ歌で、現存する最古の歌集「万葉集」の締めくくりを飾る一首から名づけられました。
―あらたしき としのはじめの はつはるの きょうふるゆきの いやしけよごと
「年が改まるその良き日に降る雪のように、良いこともたくさん降り積もりますように」との願いが込められています。
このビールは、第1弾は5月に提供・販売を開始しており、今回第2弾として7月に開催される多賀城ビアサミット2023での提供が決定しました。ぜひ皆さんにもこのビールを飲んでいただき、ビールの色、古代米の味、はちみつの香りで1300年の悠久の時を巡る至福の味わいを堪能していただければと思います。
(本紙9ページに関連記事)

問合せ:市民文化創造課文化創造係

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