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〈歴史の風〉Tagayasuプロジェクト [連載47]

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宮城県多賀城市

■多賀城創建1300年記念事業「ことばのアートプロジェクト」
多賀城創建1300年記念事業「ことばのアートプロジェクト」多賀城が創建された時期は、141の文字が刻まれた「多賀城碑」から明らかになったものです。
多賀城創建の記録を刻み、歌枕「壺碑」としても知られる重要文化財多賀城碑は、松尾芭蕉が碑との出会いの感動を「おくのほそ道」に記すなど、「ことば」と深い関わりを持っています。
そこで、多賀城創建1300年を記念し、「ことば」に光を照らし、「ことば」に込められた思い、「ことば」が持つチカラを千年先の未来へと紡いでいく、「ことばのアートプロジェクト」としてさまざまな取り組みを開催します。

□つなぐ、つなげる。ことばのチカラ〜俳句編
令和5年9月には、多賀城碑の前で若者が「俳句」を詠むワークショップを開催しました。ことばで自分の気持ちや風景を表現する楽しさや奥深さに若者が感動する様子は映像化され、同年10月には多賀城市文化センターで開催したことばのシンポジウムのオープニングで放映されました。現在、市のYouTubeチャンネルで公開しています。
また、3月下旬に同様のワークショップを企画していますので決まり次第、市HPやSNSでお知らせします。ことばのシンポジウムオープニングムービー

□版画とインスピレーション
多賀城碑に刻まれた文字(ことば)に着目し、そこから受けるインスピレーションを10センチ角の版画で表現する「版画とインスピレーション」を実施しています。
141文字を1人1文字担当して表現した版画を合体し、「令和の多賀城碑」として完成させます。
完成した「令和の多賀城碑」は、3月25日から多賀城駅北ビルA棟2階西側共有スペースで展示する予定です。
141人がそれぞれの文字からのひらめきで表現した版画を再結集させた「令和の多賀城碑」が、いったいどんな姿になるのか、ぜひご覧ください。

□「ことば」と笑顔をまちじゅうに
全国の皆さんからテーマに沿った「ことば」を2月19日までの期限で募集しました。
募集テーマは(1)あのとき伝えられなかった〝あの人〞への「ことば」(2)元気をもらった〝あの人〞からの「ことば」(3)〝あの人〞への感謝の「ことば」で、全国の多くの人から心が温かくなるような「ことば」たちをたくさん応募していただきました。
応募していただいた「ことば」たちによって、JR仙石線多賀城駅周辺の屋外にフラッグや柱巻きを実施するとともに、多賀城駅北ビルA棟西側共有スペースにアート空間を創出し、まちのあちこちを「ことば」ですてきに飾ります。
詳しい展示場所、期間などについては、市HPなどで改めてお知らせします。

◆サザエさん特別番組のお知らせ
今年55周年を迎える人気アニメ番組「サザエさん」。同じく創建1300年を迎える多賀城。
このたび、サザエさん一家が多賀城跡を訪れる「サザエさん55周年前祝いスペシャル」が3月31日(日)18時から放送されます。
ぜひご覧ください!

◆多賀城創建1300年を盛り上げる民間の取り組み
本市の工場地帯の企業で構成する多賀城工場地帯連絡協議会で、多賀城創建1300年ロゴマークなどを使用したオリジナルコースターを制作いただき、同協議会が1月に実施した「安全・防災出初式」で年賀品として配布していただきました。

問合せ:市民文化創造課文化創造係
【電話】368-2084

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