第2回岩沼市議会定例会 市政報告

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令和6年第2回岩沼市議会定例会が2月13日に開会し、初日に市長が市政の概要などを報告しました。主なものを掲載します。

■行政改革の推進
令和4年10月の行政改革担当部署設置以降、組織や職員一人ひとりの業務効率化を図るため、大規模な組織改編を実施したほか、これまで長年にわたり課題として認識されながらも棚上げされたままとなっていた事案を含め、多方面にわたる改革・改善に取り組んできました。
今後も、効果やコストを強く意識した事業の展開に努めるとともに、既存事業の徹底的な見直しによる無駄の削減やふるさと納税の拡大、企業誘致などの推進による行政改革の成果を具現化することで、市の持続的な発展に向けた道筋を示したいと考えています。
一方で、公共施設使用料の見直しなどの利用者に一定の負担増となる取り組みに対しては、特に丁寧な対応が必要ですので、さまざまな方法を用いて説明を尽くしていきたいと考えています。
シティプロモーションについては、5年度をシティプロモーション元年と位置付け、市民の方をはじめ、より多くの皆さまに市の魅力や行政情報を効果的に伝えるため、SNSなどを活用した情報発信に加え、子育て世代をメインターゲットとしたプロモーションなどを積極的に展開してきました。
6年度は、ターゲットを明確にした効果的で印象に残る情報発信をさらに強化し、市の魅力を的確に伝えることで、認知度・知名度の向上につなげていきたいと考えています。

■新たな総合計画の策定状況
計画の策定に当たっては、これまで各種アンケート調査、市民会議、総合計画審議会、パブリックコメントなどを実施し、また、議員全員協議会において議員各位から意見を伺うなど、一つひとつ丁寧に歩みを進めてきました。
6年度からは新たな総合計画に基づき、将来像「ひとが集い輝くまちいわぬま」を目指した市政運営に取り組んでいきます。

■西児童センター放課後児童クラブ新分室
これまで分散していた分室の3クラブを集約し、岩沼西小学校の敷地内に整備をしている新分室については、受け入れる児童数を増やし、4月1日から安全に開所できるよう、準備を進めています。

■ハナトピア岩沼の指定管理者候補者の選定
指定管理者選定委員会で応募のあった3事業者の提案内容の審査を行った結果、アウデオSAD(株)(現(株)エムシーアイ)を指定管理者候補者に選定しました。
同社からは、実績やノウハウを生かした自立性の高い運営計画やイベントに関する魅力的な提案をいただきました。
今後は、同社と事業内容を協議しながら、多くの皆さまに満足いただけるよう、8年度のリニューアルオープンに向けた準備を進めていきます。

■学校給食費の見直し
学校給食費については、急激な物価上昇に鑑み、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、これまで1食当たり40円の補助を行うことで、小学校300円、中学校350円の単価を維持していました。
しかし、物価の上昇傾向は今後も続くことが見込まれ、単価の維持が困難になることから、学校給食運営協議会における審議結果を踏まえ、4月から小学校340円、中学校390円に見直すことにしました。
なお、6年度は物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金の活用が見込まれることから、保護者負担額がこれまでと同額になるよう、当初予算案において必要な経費を計上しています。

■市民体育センターの廃止
市民体育センターについては、岩沼市公共施設等総合管理計画に基づき、総合体育館への統合を検討してきました。
ここ数年は新型コロナウイルスワクチンの接種会場として使用していましたが、築50年が経過し、老朽化が著しいことから本年3月末日をもって廃止し、建物の解体を進めていきたいと考えています。令和6年第2回岩沼市議会定例会が2月13日に開会し、初日に市長が市政の概要などを報告しました。主なものを掲載します。

※詳しくは、市ホームページをご覧ください。
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