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自治体の皆さまへ

町長がゆく

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宮城県川崎町

◆裏丁2号線も ついに 改良なる!安心して通れる町道を。
このたび、9年越しの裏丁2号線の改良工事が終了しました。また、皆さん、ご存知のとおり、裏丁1号線は、既に整備がなされています。これによって、役場を前後する町道が通過しやすくなるとともに、冬の除雪作業がスムーズに完了したことを報告します。なお、1・2号線の工事区間は合計1,619m、工事費の総額は3億747万円の大工事でした。

・裏丁1号線(578m)工事費ほか
※1万円未満切り捨て
(単位:万円)

◇震災からの復旧工事
私が町長に就任したのは平成23年8月。東日本大震災から5カ月後。当時、震災からの復旧で頭がいっぱい。総額10億7000万円を要した工事が完了したのは就任から1年半後の平成25年2月のことでしたが…。

◇裏丁1号線
復旧工事の完了を待たず裏丁1号線の改良に着手。これは多くの町民の皆さんが望んでいたものでした。旧農協のガソリンスタンド跡地前から役場の裏をぬけて、中学校前の給食センターへ行く道と交差するまでの約600mが裏丁1号線です。

◇トラブルと事故
歩道と車道を分ける縁石と電柱が車同士のすれ違いを制限し、トラブルや事故が続出。特に女性ドライバーからは悪評で、除雪する人からも仕事がやりづらく、車を壊すこともあります、と報告を受けていました。

◇6年の月日をかけて
小中学生やこども園の幼児の送迎で朝夕、車の列ができる道路を改良すべく、平成24年度より測量・設計が始まり、6年の月日をかけ、総額1億2789万円を投入し、どこでもすれ違える、除雪もしやすく広い道路に生まれ変わったのです。

・裏丁2号線(1,041m)工事費ほか
※1万円未満切り捨て
(単位:万円)

◇今度は裏丁2号線
1号線の工事に弾みがついた平成26年度、役場の南側を通る2号線の改良工事に着手。1号線と同じようにブロック塀や電柱を移動し、木を切り、縁石を取り除き、側溝を入れ、舗装をし直す。これらの計画を町民の皆さんに理解し応じていただく。これには、多くの時間と段取りと、なにより予算が必要です。

◇おまたせしました
まず、予算です。町のお金を使うだけではなく、国の制度もしっかりと利用しました。裏丁1号線の工事費の約50%、6500万円は国からの補助金です。国に申請しながら、少しずつ、財源を確保しつつ工事を進めてきました。
このようにして裏丁2号線、1041mの町道も生まれ変わりました。事業費の約50%、8950万円が国の補助金。9年の歳月を要しました。
皆さん、大変おまたせしました。関係者の方々、ご苦労様でした。そして、職員の努力に感謝・感謝。
これまで、多くの議員さんや区長さんから、裏丁1号・2号線の改良工事を要望されていました。
コロナ禍にあっても、工事を進められ、事故もなく完了したことに、胸をなでおろしているところです。

◆小山町長コロナに感染
39度の熱が2晩続く 皆さん注意されたし

小山町長が3月13日、コロナに感染。39度の熱が14・15日と2晩続いた。その後町長は、16日から21日まで仙台市内のビジネスホテルで療養。22日に公務に復帰。27日には職員の異動を発表した。
なお、3月会議は6日から15日までの日程で、町長は最終日の15日のみ欠席。現在は目立った後遺症もなくバリバリ仕事をこなしている。
10日の午後、町長が役場内で対応した人が、翌日コロナと診断。小山町長は、対応の3日後より不調を訴えていた。

◇川崎病院の薬
コロナのワクチン接種を町民の皆さんに受けていただくため、陣頭指揮をしていた私が、コロナに感染してしまいました。
症状は、風邪に似ていましたが、39度を超える熱が出た2晩は、体中が痛くて、眠ることができませんでした。幸い、食欲はあり、しっかりと食べました。また、検査をしてくださった川崎病院から受け取った薬を、指示されたとおり飲みました。
16日から仙台市内のホテルに入ったのですが、その頃には熱は36度台になり、夜も眠ることができ、冷たい弁当も、ありがたくてありがたくて。

◇インフルエンザと同じ
5月8日から、コロナの感染症法上の位置付けが、インフルエンザと同じ5類になると言われています。
しかし、5類になるからといってコロナがインフルエンザになるわけではありません。また、新たな変異株の出現も心配されています。ワクチン接種は、今後とも必要です。進めねば…。

◇接種をしない?
私は正直、ワクチン接種を5回していたので、この程度で済んだのではないかと思っています。若い人は、高齢者に比べて重症化リスクが低いほか、副反応を警戒してワクチン接種をしないとも聞いています。

◇コロナは恐ろしい
私は、改めて感染した者として、油断大敵と言いたい。国が方針を示し、全国的に手堅くワクチン接種を進めていくべき。全額、国で負担して進めていくべき。
町民の皆さん。まだ、まだ、コロナは恐ろしく、手強いものです。引き続き、注意していきましょう。

令和5年5月1日
川崎町長 小山 修作

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