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この夏は、風わたる青の国へ[世界の持続可能な観光地トップ100選出]

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宮城県東松島市

「風わたる青の国へ」。オルレコースの名所の一つ大高森からの眺望、アクロバット飛行で大空に白煙のラインを引きながら駆け抜けるブルーインパルスをはじめ、本市には「青」の景色が溢れています。そんな青の国、東松島の魅力を再発見できる今回の特集。おすすめスポットにぜひお立ち寄りください。

■オルレ、遊覧船、潮風トレイル…
マリンレジャーや海水浴場も充実

昨秋、持続可能な観光地の国際的な認証機関「グリーン・デスティネーションズ(GD)」が選出した「世界の持続可能な観光地トップ100」に、県内で初めて東松島市が選ばれました。この年、国内ではわずか10か所、宮城県では本市が唯一選出となりました。これによりGDホームページで本市の観光情報が全世界に発信されており、新型コロナが5類に移行した今後、インバウンド需要に高い期待が寄せられています。
GDは、世界持続可能観光協「風わたる青の国へ」。オルレコースの名所の一つ大高森からの眺望、アクロバット飛行で大空に白煙のラインを引きながら駆け抜けるブルーインパルスをはじめ、本市には「青」の景色が溢れています。そんな青の国、東松島の魅力を再発見できる今回の特集。おすすめスポットにぜひお立ち寄りください。議会(GSTC)が開発した持続可能な観光の国際指標の認証団体の一つ。GDの認証には100項目にもおよぶ高い基準が設定されており、本市では特に「宮城オルレ奥松島コース」などの取り組みについて評価されたものです。
本市は、震災後の観光客減少に対応するため、復興に向けて韓国発祥トレッキングのオルレを平成30年に整備し、宮戸島の景観を楽しみながら、縄文の歴史や地域住民の営みが感じられるコースを設け、観光振興に努めてきました。
平成30年には、国からSDGs未来都市に選定され、持続可能な地域づくりへ各種事業を展開しており、これまでの経緯と未来に向けた取り組みが高く評価されました。国内からは、神奈川県の箱根町、栃木県の那須塩原市、岐阜県の下呂温泉街など名立たる観光地が選ばれています。
認定式はギリシャのアテネで行われ、(株)インアウトバウンド仙台・松島の担当者が現地で認定証を受け取り、帰国後、渥美市長に届けていただきました。
選出は本市の観光振興を後押しするものであり、今後事業者における持続可能な観光につながる取り組みの推進や、インバウンド需要獲得に向けた国際的な認知度向上策を講じ、「住んでよし、訪れてよし、営んでよし」の持続可能な観光地域づくりを進めていきます。

◆コロナ明けのおもてなし準備へ本腰
▽宿泊・飲食事業者研修会を開催
「世界の持続可能な観光地TOP100」に選出され、今後さらに持続可能な観光地となるため、市では研修会などにも力を入れています。
令和4年11月30日には、持続可能な観光の実践に関するサポートを行っている、一般社団法人地域観光研究所の久保氏を講師に招き、市内の宿泊や飲食業者などを対象に研修会を開催しました。
また、令和5年3月28日には、市内事業者を対象としたサスティナブルチーム設立準備会を開催し、持続可能な観光についての説明や、民間事業者としての取組推進、本市が描く将来像の共有など、チーム一丸となって観光に取り組んでいます。

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