大東文化大学創立100周年 ～みんなでつくる100周年～

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2023年　創立100周年　真ん中に文化がある。

■大東文化大学
東松島市と地域連携協定を結んでいる大東文化大学(東京都板橋区・埼玉県東松山市)が2023年9月20日に創立100周年を迎えます。大東文化大学の前身校は大東文化学院といい、帝国議会の決議によって創設された大東文化協会が設置する漢学教育を行う旧制専門学校でした。以来、東洋文化への理解を社会へ広めるとともに、書道教育などの分野で比類なき歴史と伝統を培ってきました。草創期より中国をはじめとするアジアの国々に関心を抱く学生たちに支持されてきたことを受け、現在では全世界に国際交流の輪を広げており、建学の理念「東西文化の融合」は100年を経た今も脈々と受け継がれています。さらに今日では人文・社会科学系だけでなく、スポーツ科学や看護学など自然科学系までをカバーする、8学部20学科を擁する総合大学へと成長を遂げています。
スポーツ分野では、陸上競技(男女長距離)やラグビーをはじめ多くのクラブが全国トップクラスの強豪として輝かしい実績を誇り、「大東スポーツ」の存在は全国的に知られています。現在、42のクラブが活動しており、オリンピック選手やプロアスリートも多数輩出しています。

■東松島市との交流
東松島市と大東文化大学の関わりは2012年度に遡ります。大東文化大学のキャンパスのある「東松山市」が「東松島市」と市の名称が一文字違いであり、はじめはそのような縁からつながりが生まれ、復興応援、交流事業が始まりました。その後、2017年1月27日に東松島市と大東文化大学は地域連携基本協定を締結し、今日まで交流を続けてきました。
両者の交流はこれまでに、管弦楽団による「復興応援コンサート」や全學應援團による「JR仙石線開通記念式典」での応援活動、東松島市民向けの公開講座の開催、学生による海岸清掃ボランティア活動など、多くの交流事業を行ってきました。

■100周年記念事業
大東文化大学では、「みんなでつくる100周年」をテーマに、学生と教職員、OB・OG、地域の人々が一体となってさまざまな活動を展開しています。そのひとつである「大東文化・東松山・東松島SDGs・地域連携ミライアングルプロジェクト」は、東松島市と東松山市、大東文化大学の三者によって、互いの地域課題の解決とSDGsの17の目標に合致する社会活動に共同で取り組み、地域社会の発展と活性化に寄与することを目指しています。昨年11月19日には、両市および同大の3会場をオンラインでつなぎ、市民交流会とミニ講座「秘密のシミンショー!～東松山・東松島・大東文化大学の秘密を一挙大公開～」を開催しました。これまでの三者の交流の歴史を紐解き、その軌跡を振り返るとともに、地域の歴史を学び、互いの魅力や長所を紹介し合いました。今年7月15日にはSDGsシンポジウム「地域のつながりからミライのつながりへ」を開催しました。当日は、東松島市の海苔漁師・相澤太氏による基調講演「海からみえるミライの世界」と、パネルディスカッション「『防災×地域×自分』～持続可能なミライを考える～」、三者で共同制作した「フレンドシップかるた」の完成披露を行いました。
ミライアングルプロジェクトの他にも、学生による学内交流ポップアップカフェ「カフェつく!」プロジェクトでは、オープンキャンパス、大東祭、クリスマスイベントが企画されています。9月9日には大東文化会館で100周年記念特別講座「大東文化大学の100年史」、板橋校舎で100周年記念碑モニュメント除幕式、9月17日にはオンラインで100周年記念式典などが予定されています。

詳細は大東文化大学100周年記念サイトをご確認ください。
【HP】https://www.daito.ac.jp/100/

問合せ：大東文化大学100周年記念事業推進室
【電話】03-5399-7403
【E-mail】100th@jm.daito.ac.jp