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もっと知りタイ! 地域おこし協力隊 卒業インタビュー「お世話になりました」

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宮城県東松島市

地域おこし協力隊として活躍してきた3人のメンバーがこのたび卒業を迎えました。三者三様の取り組みから東松島市を盛り上げて新しい風を吹き込んでくれました。活動や本市での思い出、今後の抱負などを伺いました。

■持続可能な農業実践
佐藤明(さとうあきら)さん(42)
3年間を振り返ると、「東松島で良かった」の一言に尽きます。人に恵まれたことがすごく大きく、地元で活躍している移住者がたくさんいて、地域自体にも伸びしろがあり、自分でも貢献できると関心が持てました。
協力隊として農業をテーマに取り組んできました。東松島市は大規模農業がほとんどですが、自分は少量多品目栽培と無農薬での取り組みを進めてきました。また、永続的な農法や文化である「パーマネントアグリカルチャー」という考えを取り入れて畑をしてきたので、今後も東松島市を拠点に営農していきます。言葉だけでない、持続可能な社会を作っていけるよう頑張りたいです。

■特殊伐採の技術習得へ精進
佐藤大介(さとうだいすけ)さん(41)
林業における特殊伐採という分野で活動にあたってきました。技術を習得することに精一杯だったので、東松島市で住民と接する機会をあまり設けられなかった気がしますが、復興の森で行われている宮野森小学校の児童たちの自然体験授業をサポートしたり、学ぶ姿を間近で見られたことは貴重な体験でした。
特殊伐採は、通常の根本からの伐採ができない樹木をロープを駆使して登り、少しずつ枝や幹を減らしていくもの。仕事を受けて実際に現場で作業することもありますが、自分の中ではまだまだ技術が足りてないと思っており、卒業後も現場に出て研鑽を積みたいと思います。地域の方々、3年間応援ありがとうございました。

■スポーツ健康都市への貢献今後も
江俣欣倫(えまたよしとも)さん(37)
東松島市に来た当初は、雰囲気的に「なんかいいな」から、人や自然と触れ合う中で、ふるさとの一つとして数えられるまちになりました。子どもたちへの野球教室や動画配信などで地域貢献活動もできたと思います。
特に野球教室は小中校だけでなく、指導者を指導する形式で行い、実施回数は年間約50回。野球を通じてスポーツ健康都市らしい取り組みを生み出せたと思います。
今後もまた新しい隊員が加わることになると思いますが、愛を持って楽しんでほしいです。

問合せ:地域おこし協力隊事務局 復興政策課地方創生・基地対策係 
【電話】内線1234・1264

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